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複数のポジションで準備する伊藤洋輝「どこで起用されても高いクオリティーを」

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日本代表DF伊藤洋輝

 あらゆるポジションで準備する。守備陣にケガ人が続出した日本代表において複数のポジションでプレー可能なDF伊藤洋輝(シュツットガルト)の存在感が高まっている。17日のカナダ戦(●1-2)は左サイドバックで先発し、後半22分からは4バックのセンターバック、同40分からは3バックの左センターバックでプレーした。

 DF中山雄太がケガのため不参加となり、DF冨安健洋もカナダ戦を欠場。DF板倉滉は負傷明けと最終ラインに不安要素が多い中、伊藤にかかる期待は大きい。同じくケガ人を抱えるボランチ起用に関しては「ボランチはないかなと個人的には思っている」というが、左サイドバックかセンターバックという部分では「どこで起用されても高いクオリティーを出す準備は常にしたい」と、どちらにも対応できるだけの準備が求められている。

 W杯初戦となる23日のドイツ戦に向け、「(ドイツは)流動的にポジションを変えて攻撃してくると思うので、簡単に食いつきすぎてスペースを空けないことが大事になるかなと思う」と指摘。「ボールを持たれているときに、どう崩されないかというところが一番大事」。劣勢の展開になったとしてもどれだけ粘り強く守れるかが重要になる。

「とにかくコンパクトに、カナダ戦は背後を取られるシーンがあったので、背後のリスク管理をしながら、前に行けるときは足元をしっかり狙いに行きたい。簡単に下がり過ぎないことが大事だと思う」。まずは失点しないこと。守備陣には高い集中力が求められる。

(取材・文 西山紘平)

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