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想像を超えた舞台…ベンチでW杯を体感した町野修斗「アドレナリンが出て寝られなかった」

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シュート練習で汗を流すFW町野修斗

 W杯の興奮はピッチ上もベンチも関係なかった。DF中山雄太の負傷に伴い、追加招集でW杯メンバーに選ばれた日本代表FW町野修斗(湘南)は、自身初のW杯となった23日のドイツ戦(○2-1)をピッチの外から見守り続けた。

「うれしさと悔しさというか、より試合に出たくなった。初戦が始まって、W杯というのは最高の舞台だなと。1分でも長く出たいなと、初戦を見て思った」

 立ち上がりの前半8分にFW前田大然のゴールがオフサイドと判定された場面に触れ、「(前田)大然選手がオフサイドになったシーンも鳥肌が立った。決めたらこんな感じなんだと思って、試合に出たときのイメージをしていたけど、想像以上なんじゃないかと思う」と、想像をかき立てた。

 日本が得点するたびに、そして試合終了の瞬間にもベンチから飛び出し、ピッチ上の選手たちと喜びを分かち合った。途中出場の選手、出番のなかった選手も含め、チーム一丸となってつかんだ勝ち点3。「試合に出ていなくてもアドレナリンが出て、夜も寝れないぐらい体感したことのない試合だった」と、今までに経験したことがないほどの興奮状態だったようだ。

 中3日で迎える27日のコスタリカ戦はターンオーバーが予想され、ドイツ戦はベンチスタートだった選手にも先発のチャンスがめぐってきそうだ。町野としても、ここがW杯デビューのチャンス。「1分でもチャンスがあればゴールしたいし、その準備を毎日するだけ」。日々のトレーニングから集中し、来たるべき時に備える。

(取材・文 西山紘平)

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