次は自分たちの番だ。23日のドイツ戦(○2-1)から一夜明け、ベンチで試合を終えた日本代表DF谷口彰悟(川崎F)は「これ以上ないスタートが切れた」としながらも、「次、勝たないと、昨日の試合が意味なくなる」と表情を引き締めた。

「まだまだ何も成し遂げていない。多少のアドバンテージは得たけど、次の試合、勝ち点3を積み上げないともったいないことになる。しっかり準備したい」

　勝てば他会場の結果次第でグループリーグ突破が決まる可能性もある27日のコスタリカ戦はターンオーバーが予想され、DF酒井宏樹、DF冨安健洋がドイツ戦翌日の練習を欠席したことも踏まえると、守備陣は大幅なメンバー変更がありそうだ。

　当然、谷口にも先発のチャンスは十分ある。「コスタリカはしっかり守ってカウンターという狙いを持っているチーム。個の能力が高い印象を持っている。DFとしては一発に注意しないといけない」とイメージを膨らませる。「チャンスをもらえるか分からないけど、いつ出てもいい準備はしている」と力を込めた。

(取材・文　西山紘平)

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