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痛恨敗戦も前を向く麻也「スペイン戦に向けてすべてを捧げないといけない」

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日本代表DF吉田麻也

[11.27 カタールW杯E組第2節 日本0-1コスタリカ アルラーヤン]

 痛恨の敗戦となった。カタールW杯グループリーグ第2節コスタリカ戦で0-1の完封負けを喫した日本代表。キャプテンのDF吉田麻也は「次のスペイン戦で引き分け以上じゃないとダメだし、勝ち点3を取りにいかないといけないので、そこに向けて良い準備をしたい」と次戦へと気持ちを切り替えようとしていた。

 23日の第1節ドイツ戦で2-1の逆転勝利を収め、最高のスタートを切った。2連勝を狙ったコスタリカ戦では守備に重心を置いた相手を崩し切れず、好機を生み出せない。前半途中からシステムを変更して流れを変えようとしたものの、リズムをなかなかつかめなかった。

「相手の守備のブロックを崩せなかったし、ペースが単調になってしまったのが良くなかった」。0-0のまま試合が進むと、後半36分にはコスタリカにワンチャンスを生かされ、ケイシェル・フラーに決勝ゴールを許してしまった。

 これで1勝1敗。決勝トーナメントに勝ち上がるには、次戦スペイン戦での勝ち点奪取は必須となった。「勝つしかない。毎回そうだけど、スペインに勝つためにリカバリーといい準備をしたい。もう始まっているので、切り替えて、スペイン戦に向けてすべてを捧げないといけないし、全力でそこに行けるように準備したい」と気丈に前を向いた。

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