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コスタリカ戦、失点場面の判断ミスに森保監督「全て私の責任」

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森保一監督

 日本代表の森保一監督がW杯コスタリカ戦(●0-1)から一夜明けた現地時間28日夕(日本時間28日夜)、報道陣の取材に応じ、コスタリカ戦の失点シーンについての質問に「選手たちが行ったプレーは私の責任」と述べた。

 コスタリカ戦では0-0で迎えた後半36分、背後を狙われたボールをDF伊藤洋輝がヘディングで跳ね返し、DF吉田麻也が右足で前方に蹴り出したが、これが中途半端な浮き球に。MF守田英正がスライディングでクリアしようとしたが、相手に奪われ、そこから決勝点を決められていた。

 試合後、吉田は自身のプレーがクリアではなくパスだったことを明かしつつ、「(試合後に)映像を見た。つなげるスペースはあったけど、時間的にも前(へのクリア)で良かったのかなと思う」と判断ミスを認めていた。

 一方。森保監督は一夜明けたこの日、失点シーンに関する報道陣の質問に「どんな結果でどういうプレーがあったとしても26人を選んだのは私。試合に向けての起用も私が決断している。戦術的なところも、選手に要求するプレーも全て私がやっていること。選手たちが行ったプレーは全て私の責任」と選手の判断をを庇った。

 吉田のプレーについて「相手との噛み合わせを考えた時、引き分けでもいい状況から勝ち点3を持ってくるという考えだったが、引き分けだけでボールを保持するところを忘れると、結局は攻撃を受ける。できるだけマイボールを大切にということで、前回のW杯を踏まえてやってきた」とチームのコンセプトを指摘。「それをギリギリまで考えてくれた上でのミスだと思う。私が要求したことを彼らが実践してくれた。ミスかどうかはわからないが、ミスが起きても止められる状況だった。私の要求をよくトライしてくれたと思っている」とフォローした。

(取材・文 竹内達也)
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