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森保Jの一体感を誇った谷口彰悟「そのぐらい前のめりに試合を見ている」

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28日のトレーニングに臨んだDF谷口彰悟(川崎F)

 2試合を終えて1勝1敗。初戦でドイツに対して劇的な逆転勝利を収めたところから一転し、コスタリカとの第2戦は黒星。チーム内にさまざまな感情がある中で日本代表DF谷口彰悟(川崎F)が報道陣の取材に応じ、森保ジャパンが持つ「一体感」の中身を具体的に語った。

 谷口が最初に指摘したのは試合中のベンチメンバーの様子だ。

「ベンチスタートの選手も気づいたことはどんどん声をかけますし、チャンスでは全員立って喜びたいなという気持ちが溢れているぐらい。そのぐらいみんな前のめりに試合を見ているし、一緒に戦っている」

 試合中に選手交代があった時の態度にも一体感を示すものがあるという。

「ベンチから(ピッチに)出ていった選手が結果を残せるようなところで戦って、逆に交代して帰ってきた選手も、残りのパワーをしっかりピッチの選手に送り続ける。それをみんながやっている。誰1人ネガティブな要素というか、態度というか、そういったものを取る選手はいません」

 チームに一体感をもたらしているものは何か。谷口は「この大会にかける思いというのは、やっぱりみんな強いものがある。そういった意味で、自分が出た時はもちろん、出てなくてもピッチと一緒に自分を戦うということを、みんなができている」とチーム内の空気感を説明。「そういった意味で、本当にいいチームだなと感じている」と誇らしげに言った。

 谷口自身、2戦を終えてまだ出番はなく、悔しい思いはもちろんある。「チャンスをもらえればやれる自信もあります」とも言う。「でも、それはこれまでずっとやってきたこと。ここに来てもしっかり自分をコントロールしながらやれている」と頷くように言った。

 そして、グループリーグ最後のスペイン戦に向け、チームはすでに切り替えていることにも触れながら「勝ち点3を取りに行くことへ、みんな覚悟を決めてやっている」とチーム全員の思いを代弁した。

(取材・文 矢内由美子)
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