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スペイン戦で3バック採用の可能性も、守田「システムも含めて話し合っている」

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日本代表MF守田英正

 さまざまなパターンを想定して準備している。日本代表は29日、グループリーグ最終節・スペイン戦に向け、冒頭部分以外を非公開とし、練習を行った。練習前にはミーティングも行い、MF守田英正(スポルティング)によると、「システムも含めて話し合っているところ」と、本格的にスペイン対策に着手したようだ。

 勝ち点4で首位に立つスペインは決勝トーナメントの戦いを見据え、日本戦でメンバーを入れ替えていくことも予想される。それでも守田は「関係性の部分は選手によって質や強度は変わるけど、回し方や戦い方のベースは変わらないと思う」と指摘。アンカーを置く4-3-3のシステムで最終ラインからしっかりビルドアップしていくスタイルに変わりはない。

 昨夏の東京五輪準決勝でスペインと対戦した際、日本は4-2-3-1のシステムで臨んだが、圧倒的にボールを握られ、奪いどころも定め切れなかった。守田は「(五輪代表とA代表では)人も違うし、4-2-3-1でもそうなるとは思わない」としながらも、「ボールを持たれることは確実に想定している。今まで以上にどこで奪えるかは明確にしないといけない。我慢を強いられる展開になるし、先制されないこと。それがすべてだと思う」と表情を引き締める。

 東京五輪のスペイン戦に先発したMF堂安律も「(東京五輪では)ボールを持たれすぎた印象がある」と振り返り、システムについても「全然変えてもいいと思う。そこはまだチームとして話し合っている」と話し、チームとして4-2-3-1以外の戦い方も模索しているようだ。

 ドイツ戦、コスタリカ戦ともに試合途中から採用している3バックでスタートする可能性もある。スペイン戦まで残された時間はわずか。試合前日のミーティングと練習で最後の詰めの作業をしていくことになりそうだ。

(取材・文 西山紘平)

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