劇的な逆転勝利で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた1日のスペイン戦(○2-1)から一夜明けた2日、日本代表は練習がオフとなり、選手たちは束の間の休息を取った。

　5日の決勝トーナメント1回戦で対戦するクロアチアについて森保一監督は「非常に柔軟に粘り強く戦えるチーム」と指摘。準優勝した前回大会のロシアW杯での戦いぶりも踏まえ、「ロシアW杯で見たときにも素晴らしいチームで、戦うメンタリティーや粘り強く最後まで戦う部分は見習うべきところがあるなと思っていた」と、その印象を口にした。

「日本人のメンタリティーに似ているなと見ていて感じた」と話した森保監督は「どういう対策をしたらいいか、スタッフとも話して(明日以降の)練習に反映させたい」と強調。PK戦の準備も含め、「可能な限り必要なことはミーティングを含めてやっていきたい。勝つ確率を1%でも2%でも上げられるように準備することが必要」と力を込めた。

(取材・文　西山紘平)

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