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「まだ走れると思っていた」伊東純也はPK戦の前に決め切れなかったことを悔やむ

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日本代表MF伊東純也

[12.5 W杯決勝T1回戦 日本 1-1(PK1-3)クロアチア アルワクラ]

 最後までゴールを狙っていた。右ウイングバックで先発した日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)は後半42分から2シャドーの一角にポジションを上げた。1-1の展開が続く中、「PK戦になる前に決めたかった。それができなかったので残念」と、120分間で決め切れなかったことを悔やんだ。

「もっと仕掛けたいと思っていたし、まだ走れると思っていた。相手のサイドバックも足をつりかけていた」。いい形でボールが入れば、突破できる自信はあった。しかし、チーム全体として運動量が落ち、延長戦はMF三笘薫のミドルシュート以外はほとんどチャンスをつくれなかった。

「延長戦はみんなきつかったと思う。ルーズボールを拾えず、前でもおさまらずというのが続いた」。クロアチアの巧みな試合運びの前に沈黙した。「やりづらさはなくて、ボールを握れる時間もあった。もう1点が取れなかった」。ロースコアの展開、延長戦、さらにはPK戦まで見据えるクロアチアのしたたかさがまさった。

 悔やんだのは失点シーン。1-0の後半10分、クロアチアはDFデヤン・ロブレンが右後方から上げたシンプルなロングボールをFWイバン・ペリシッチがヘディングでねじ込んだ。

 ペリシッチに前に入られる格好となった伊東は「クロスが上がったとき、トミ(冨安)と自分のマイナスのところで頭で合わされた。あそこはトミか自分のところでしっかりやらないといけなかった」と反省した。

(取材・文 西山紘平)

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