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敗戦から一夜…三笘薫、4年後への誓い「次の大会で絶対に借りを返す」

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クロアチア戦から一夜明け、取材に応じるMF三笘薫

 2大会連続のベスト16敗退に終わったカタールW杯決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦から一夜明けた6日、日本代表はカタール・ドーハの練習拠点で報道陣の取材に応じた。チームは現地で解散し、同日深夜にカタールを出発する。

 大会を通して強烈なインパクトを残しながら、最後は痛恨のPK失敗で大粒の涙をこぼしたMF三笘薫(ブライトン)は「自分の力不足を感じたし、W杯を通していろんな課題が出た。これからやるべきことが多いなと思う」と、改めて初出場となったW杯を振り返った。

 PK戦のキッカーに立候補したことについては「名乗り出たことに後悔はない。そこに対するメンタル、技術が足りなかった」と強調。「PK戦に入る前から責任は負おうと思っていた。絶対に決めてやろうと思っていたけど、そんな簡単にはいかないなと思い知らされた」という覚悟のキックだった。

「こういう負け方をしてしまった以上、次の大会で絶対に借りを返さないといけない。あのシーンが必ずよぎるので、その悔しさを持ってやらないことが無責任になる」

 そう4年後を見据える三笘は「スタメンでチームを勝たせる存在になりたいとより感じたし、自分がチームを勝たせたと思える試合がすべてでないといけないと思っている」と力説した。

 26年にアメリカ、カナダ、メキシコの3か国で開催される北中米W杯まで3年半。「攻撃的にサッカーをしていくことが代表には必要だと皆さんも感じていると思うし、選手の中でも感じている」。そのためにも個人個人がクラブで己を磨き続けるしかない。

 W杯を終え、プレミアリーグでの戦いに戻る三笘は「個人のレベルをアップするしかない。戦術のところは最後なので。(チームは)個人の集合体なので、一人がもっと脅威的になればそこから崩れていくのがサッカー。1対1をもっと強くしていくことが必要だと思う」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

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