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敗退から一夜明けた森保監督「自分の力が足りなかった」進退報道にも言及

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日本代表森保一監督

 日本代表森保一監督がカタールW杯敗退から一夜明けた6日、報道陣の取材に応じ、「勝たせてあげることができなくて申し訳ない。自分の力が足りなかったと思っている」と総括した。

 グループリーグではコスタリカに敗れた一方、ドイツ、スペイン相手の逆転勝利で首位突破を果たしたが、決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れて敗退。目標のベスト8にはあと一歩届かなかった。

 森保監督は自身の責任を述べつつも、「ベスト8という新しい景色は見られなかったが、ドイツ、スペインと戦っても勝てること、クロアチアという世界のトップトップの国とも互角に渡り合っていけるという素晴らしい景色を選手たちは見せてくれた。改めて世界に学ぶべき点は多いと思うが、追いつくだけ、見上げるだけでなく、追いつき追い越せで選手たちが本気でマインドを変えてくれた」と選手たちの奮闘を称えた。

 今後については「監督業をまずは続けていこうかなという気持ちもあるし、少し間を空けてヨーロッパに勉強に行くことを考えていた」と述べつつ、一部報道で伝えられている代表監督の契約更新に関してはは「報道は見ているけど現実的な話は全くしていない。これからまた考えていきたい」と話すにとどめた。

 その上で「サッカーで私自身、これまで成長させてもらったし、この監督業をやって、またクラブとは違って代表という素晴らしい環境で監督をさせていただいて、私自身の成長にすごくつながった。だいぶ歳は取っているけど、もっともっと成長したい思い、日本サッカーに貢献したい思いはあるので、またそこは流れに沿っていきたい」と意気込みを示した。

(取材・文 竹内達也)
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