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日本代表には朗報? FIFAがワールドシリーズ創設、国際Aマッチデー結合を計画

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 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が16日、カタールW杯のメインメディアセンターで記者会見を行い、新たな国際トーナメント「FIFAワールドシリーズ」を創設する計画を明かした。偶数年3月に国際親善試合として開催し、それぞれ異なる大陸の4チームが参加するという。

 インファンティーノ会長は記者会見で「異なる大陸のチームが定期的に試合を行う重要性を見てきた」と創設理由を説明。欧州サッカー連盟(UEFA)がUEFAネーションズリーグを創設した2018年以降、欧州と他大陸の親善試合の機会が少なくなっており、そのことを念頭に置いた発言とみられる。

 またFIFAも各大陸王者が一堂に会するFIFAコンフェデレーションズカップを17年限りで廃止しており、大陸間の主催国際大会はW杯に限られていた。もし日本代表などアジアの列強勢がこの新大会に参加できれば、W杯に向けて貴重な強化の機会となりそうだ。

 加えてインファンティーノ会長は国際マッチカレンダーの改編も表明。これまで9月、10月に組まれていた国際Aマッチウィークを結合し、9月下旬から10月上旬に設ける方針を示した。通常は一度の国際Aマッチウィークに各国2試合を行うが、この期間には各国4試合を行うという。

 国際Aマッチウィークの改編に関しては今年6月、国際サッカー選手権(FIFPRO)主催の記者会見で、代表活動のたびに欧州と日本の長距離移動をこなしている日本代表主将のDF吉田麻也も必要性を力説。活動期間が長くなる代わりに移動回数が減ることで、選手の移動負担の軽減につながりそうだ。

(取材・文 竹内達也)
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