日本サッカー協会(JFA)は23日、日本代表、U-22日本代表、日本女子代表(なでしこジャパン)など各カテゴリの2023年スケジュールを発表した。

　来年12月に国内でA代表のトレーニングキャンプが予定されていることについて、反町康治技術委員長は「もしかしたら再来年の1月にアジア杯が入ってくるかもしれない」と指摘。次回のアジア杯は当初、23年夏に中国で開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中国が開催を断念し、カタールでの代替開催が決まった。

　開催時期も24年1月～2月に変更となる見通しで、カタールW杯後の日本代表がまずは目指すべき大会となる。反町委員長は「その日程次第では、年をまたぐ形でトレーニングキャンプを行う可能性がある」と説明した。

　19年1月にUAE、15年1月にオーストラリア、11年1月にカタールで開催されたアジア杯の際も、その前年の12月末に国内で合宿をスタートさせてから現地に出発しており、今回も同様のスケジュールとなりそうだ。

(取材・文　西山紘平)