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来年3月は“反町監督”もある?FIFAランク上位国とのマッチメイク目指す

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 日本サッカー協会(JFA)は23日、日本代表、U-22日本代表、日本女子代表(なでしこジャパン)など各カテゴリの2023年スケジュールを発表した。

 日本代表のカタールW杯後初戦は、来年3月23日に国立競技場で開催されるキリンチャレンジ杯に決まった。会見の質疑応答では冒頭、反町康治技術委員長に次期監督に関する質問が出たが、「想定質問の一番目に書いてある」と笑顔で応じ、「まだ決定していないことはご理解願いたい。なるべく早いタイミングで発表にこぎ着けたいと思っている」と説明した。

 10年の南アフリカW杯後、就労ビザの関係でアルベルト・ザッケローニ新監督がベンチで指揮を執れず、当時、技術委員長だった原博実氏が監督代行を務めたこともあった。そのことを問われると、カタールW杯後の帰国会見で田嶋幸三会長が反町委員長を「反町監督」と言い間違えたことを念頭に、「田嶋会長も明言していたように、反町監督もあるのではないかと思っている」とジョークで返答。「そういうことがないようにするのが私の仕事であるので、なるべく早くいい形で報告できるようにしたい」と話した。

 こうした状況も踏まえ、来年3月のキリンチャレンジ杯の対戦国については「どちらかというと、我々主導で対戦国をマッチメイクする」と明言。「日本がFIFAランクで20位になったというニュースもあったが、なるべく強い相手と対戦することで成果と課題がたくさん生まれる。なるべく我々よりランクが上のチームとマッチメイクできるように努力したい」と強調した。

(取材・文 西山紘平)

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