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“サッカーの王様”ペレ氏の訃報を受け…森保一監督「サッカーを国際的なスポーツへと押し上げた」

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森保一監督

 日本サッカー協会(JFA)は30日、ブラジル代表で3度のW杯制覇を果たし、“サッカーの王様”として知られるペレ氏の訃報を受け、田嶋幸三会長、川淵三郎相談役、森保一監督のコメントを発表した。

■川淵三郎氏
「サッカーでペレといえば、世界中のサッカーファンが、"神様"というほど、誰もが知る名選手。その"神様"が、1993年5月15日のJリーグの開幕式に来てくれて、終わった後に涙を浮かべて僕をハグし、『素晴らしかった』と言ってくれました。それが一番の思い出です。国立で開催したペレの引退試合をはじめ、マラドーナやメッシなど名だたる名プレーヤーの試合をその場で見られたことは、僕の人生の宝物です。ペレさん、ありがとう。安らかにお眠りください」

■田嶋幸三氏
「1970年ワールドカップでのペレさんのプレーを見て私はサッカーの魅力に引き込まれました。長きにわたり活躍した本当のスーパースターで、日本にも数え切れないほどのサッカーの魅力を届けてくれたことに感謝したいです。サッカー界のレジェンドがまたひとり亡くなったことはとても悲しいことですが、世界中の多くの人々がペレさんのプレーを終生目に焼き付けているはずです。安らかにお眠りください」

■森保一氏
「カタールでのワールドカップの際にブラジル代表チームがペレ氏の快復を願って、チームでメッセージを送っていたことは記憶に新しく、今でもブラジルのみならず多くの人々に愛された存在でした。サッカーを国際的なスポーツへと押し上げたのはペレ氏であることは間違いありません。そのプレーで世界中の人々を魅了し、私も間違いなくその一人でした。今、サッカーを生業にしている私にできることはサッカーの素晴らしさを伝え、多くの皆さまに夢や希望を与え、サッカーが日々の生活を明るく照らす存在となれるように努めていきます。安らかにお眠りください」

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