日本サッカー協会(JFA)は17日、世代別日本代表のコーチングスタッフ体制を発表した。

　2年後のU-20W杯を目指して新たに立ち上げるU-18日本代表のコーチには菅原大介氏が就任。菅原氏は昨年以降、日本代表全カテゴリを担当するセットプレーコーチを務めていたが、同役職は今後も継続する。GKコーチは高原寿康氏がU-20日本代表と兼任。フィジカルコーチには昨季までFC町田ゼルビアに在籍していた津越智雄氏が就任することが決まった。

　またU-18日本代表の監督は当面の間、JFAコーチが務める予定となっており、具体的な人選は未定。JFAの反町康治技術委員長は「次のU-20W杯の最高年齢であり、次の次のロス五輪の最高年齢なので非常に重要な世代。監督も先を見据えて配置できるようにやっていきたい」と国際大会が近づいたタイミングで抜擢する方針を示した。

　さらに2年後のU-17W杯を目指して新たに立ち上げるU-15日本代表の監督も現在「調整中」との発表。GKコーチには昨季までV・ファーレン長崎に在籍していた井出大志氏(37)の就任が決まった。井出氏は廣山望監督が率いるU-16日本代表のGKコーチも兼任する。

(取材・文　竹内達也)