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U-20日本代表が3連勝でアジア杯GL突破! 松木玖生2発でサウジ撃破! 準々決勝・ヨルダンに勝利でU-20W杯出場決定

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MF松木玖生が圧巻2ゴール

[3.9 AFC U20アジア杯第3戦 日本2-1サウジアラビア タシケント]

 U-20日本代表は9日、AFC U20アジアカップウズベキスタン2023のグループリーグ第3戦でU-20サウジアラビア代表と対戦し、MF松木玖生の2ゴールで2-1の勝利。3連勝でグループ首位を確定させ、決勝トーナメント進出を決めた。12日の準々決勝ではヨルダンと対戦。この試合で勝利すれば、5月にインドネシアで行われるU-20ワールドカップ出場が決まる。

 ここまで2連勝のU-20日本代表は、この試合で引き分け以上なら決勝トーナメント進出が決まる。スタメンは第2戦から4人変更。DF松田隼風(水戸)、MF山根陸(横浜FM)、MF横山歩夢(鳥栖)、MF安部大晴(長崎)が先発に入った。4-2-3-1の布陣で、GKは木村凌也(日本大)、4バックは左から松田、DF田中隼人(柏)、DF菊地脩太(清水)、DF屋敷優成(大分)。ボランチは山根と安部。トップ下にMF松木玖生(FC東京)、前線3枚は左からFW北野颯太(C大阪)、FW熊田直紀(FC東京)、横山が入った。

 序盤から少しずつ攻勢を強める日本は、前半15分に先制に成功。山根が中盤から左サイドに大きく飛ばすと、北野が左サイドから中央に折り返す。安部がボディフェイントから左足つまさきでPA左にパス。ボールを収めた松木が切り返しながら右足シュートを放ち、ゴール右に流し込んだ。

 その後もチャンスを作る日本だが、相手のカウンターでピンチを招く場面も。前半43分には菊地のパスをカットされてショートカウンターを食らうが、GK木村がファインセーブでチームを救う。直後のCKはゴール前で混戦となり、サウジアラビアに決定機を作られるが、相手のミスに助けられてゴールを守ることができた。

 日本は前半を1-0で折り返すと、ハーフタイムに松田を下げてDF高橋仁胡(バルセロナ)を投入する。サウジアラビアが後半から4バックに変更する。日本は後半10分に横山に代えてDF諏訪間幸成(筑波大)を入れ、3バックに変更した。

 日本は前線を起点に、推進力をつけた攻撃を見せる。後半26分、左サイドの高橋が縦にパスを通し、熊田が折り返す。PA中央に走り込んだのは高橋。ダイレクトでシュートを放ったが、相手GKのファインセーブに阻まれた。

 後半28分、日本は北野と熊田を下げ、MF松村晃助(横浜FMユース→法政大)とFW坂本一彩(岡山)が入る。点差を守りたかったが、同30分に痛恨の失点。左CKをヘディングシュートで決められてしまい、1-1と同点に追いつかれてしまった。

 しかし、再び日本を救ったのは松木。後半33分、日本は左CKを山根が右足で蹴り込む。ニアサイドに入ったところで松木がヘディングで合わせ、ゴールに流し込んだ。頼れるキャプテンの今大会2点目で、日本が再び2-1とリードを奪った。

 サウジアラビアの攻撃を浴びながらも、日本はそのまま点差を守り切り、2-1で試合終了。グループリーグを3連勝で終え、首位で決勝トーナメント進出が決まった。

●AFC U20アジアカップウズベキスタン2023特集

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