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オーストリアで今季14ゴール!! 初招集22歳FW中村敬斗に森保監督「代表でも戦える力をつけてきている」

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FW中村敬斗

 オーストリアで結果を積み重ねてきた22歳が、待望の日本代表初招集を掴み取った。FW中村敬斗は今季、所属先のLASKリンツで今季の公式戦で14ゴール7アシストを記録。森保一監督は「左サイドから得点につながるプレーを期待している」と力を込めた。

 2000年生まれの中村は高校3年次の2018年、三菱養和SCユースからガンバ大阪に加入。開幕当初から出場機会を積み重ね、J1リーグ戦通算24試合に出場し、19年夏にオランダのトゥエンテで海外挑戦を果たした。その後、ベルギーのシントトロイデン、オランダ2部のFCジュニアーズでプレーした後、21年8月からLASKリンツに加入。今季はキャリア初の二桁ゴールを記録していた。

 日本代表としては2017年にMF久保建英らとともにU-17ワールドカップに出場し、大会4ゴールの大活躍。19年のU-20ワールドカップ、森保監督が率いていた東京五輪世代のU-21日本代表の経験を持つが、A代表選出はこれが初めてとなった。

 森保監督は15日のメンバー発表会見で「得点という結果と左ウインガーとしてチーム内でも、そしてヨーロッパの舞台でも存在感を放っている選手」と太鼓判。「われわれが東京五輪世代のチームの監督をさせてもらっていた時、アンダー世代でも招集させてもらってきた。代表という舞台でも戦える力をつけてきている選手だと思う」と期待を寄せた。

(取材・文 竹内達也)

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