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U-20日本代表はイラクに敗れてアジア杯4強で終戦、2度リード許す展開から熊田が延長終盤に同点弾も…PK戦で屈す

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U-20日本代表はPK戦の末に敗戦

[3.15 AFC U20アジア杯準決勝 日本2-2(PK3-5)イラク タシケント]

 U-20日本代表は15日、AFC U20アジアカップウズベキスタン2023の準決勝でU-20イラク代表と対戦し、2-2の末にPK戦で3-5の敗戦。前半11分の失点から後半39分にMF永長鷹虎(川崎F)が同点ゴールを決める。延長前半14分に失点を喫するが、延長後半14分にはFW熊田直紀(FC東京)が今大会5点目で再び追いついた。しかし、PK戦で屈す。アジア杯ベスト4で大会を終えた。

 準々決勝の勝利で5月にインドネシアで開催されるU-20ワールドカップ出場を決めた日本。世界と戦うため、アジア制覇を目指す。準決勝では先発を6人変更。4-4-2の布陣で、GKは今大会初出場の春名竜聖(水戸)、4バックは左からDF松田隼風(水戸)、DF高井幸大(川崎F)、DF菊地脩太(清水)、DF屋敷優成(大分)。ボランチ2人はMF山根陸(横浜FM)とMF保田堅心(大分)。左サイドはMF安部大晴(長崎)、右サイドはMF佐野航大(岡山)。2トップはFW坂本一彩(岡山)とMF横山歩夢(鳥栖)が入った。

 序盤から積極的に仕掛けた日本だが、前半11分に失点を喫する。相手の右CKからDFアリ・ジャシムにヘディングシュートで決められ、今大会の苦手パターンで均衡を破られた。その後もリズムを立て直し切れないまま前半45分が終了する。

 追いつきたい日本はハーフタイムで3枚替え。山根、横山、坂本を下げ、MF松木玖生(FC東京)、永長、熊田を投入する。ボランチ2人が安部と保田になり、佐野が左サイドに移動。永長が右サイドに置かれ、松木と熊田が最前線に入った。

 日本は両サイドの永長と佐野を中心に攻め立てながらも、シュートまで打ち切れない。後半13分には鋭いミドルシュートでイラクにゴールを狙われるが、春名が冷静にはじき返した。

 さらに日本は後半23分、保田に代えてFW北野颯太(C大阪)を出場させる。4-2-3-1の布陣で、ボランチ2人に佐野と安部、松木がトップ下、前線3枚は左から北野、熊田、永長に変える。その1分後には後方からパスがつながり、PA手前から松木が右足シュート。ゴール左隅のコースは相手GKに阻まれるが、勢いを徐々に取り戻す。

 後半33分、日本は松田に代えてDF高橋仁胡(バルセロナ)が入る。同35分には北野のパスを受けた熊田がPA右から得意の左足シュートを放つが、GKの好セーブに阻まれた。ここまで耐え続けた日本の攻撃が少しずつ相手ゴールを脅かすと、39分に結実する。

 日本は敵陣付近でボールを持った北野がチャンスメーク。PA右に浮き球でパスを通すと、永長が収める。鋭い切り返しを持つ永長がカットインから左足シュート。綺麗な放物線を描きながら、待望の同点弾がゴール左に決まった。

 1-1となった日本は一気に攻勢を強める。後半41分にはPA右で屋敷がボールを持ち、相手のプレスにも体を張ってキープ。こぼれたところを永長が詰めてシュートを放つが、惜しくもゴール上に外れた。

 試合は90分間で決着つかず、延長戦に突入。延長に入ったことで日本に6人目の追加枠が生まれ、屋敷に代えてMF松村晃助(横浜FMユース→法政大)が入る。松村がボランチの一角に入り、佐野が右SBに移動した。

 拮抗する展開の延長戦は、延長前半14分に動く。イラクはアリ・ジャシムが左サイドからPA左に入り込む。折り返したボールがファーサイドに流れると、モハマド・ジャミールが冷静に押し込み、2-1と勝ち越しに成功した。

 延長後半に折り返し、焦れる展開も日本は諦めない。延長後半14分に同点に追いつく。永長が右サイドから左足のインスイングでクロスを上げると、前線に上がった高井はニアサイドで合わせられないが、ゴール前の熊田がジャストミートのヘディングシュート。得点ランク単独首位のストライカーが今大会5点目を挙げ、2-2と再び試合を振り出しに戻した。

 120分経過で2-2のまま、決着はPK戦へ。2人目のキッカー佐野が止められ、イラクは全員が成功。3-5で敗れた。

●AFC U20アジアカップウズベキスタン2023特集

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