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26人中5番目の年長者…27歳守田英正「中心選手の自覚を持ってやりたい」

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日本代表MF守田英正

 決意も新たに第2次森保ジャパンに合流した。日本代表MF守田英正(スポルティング)は合宿初日のトレーニングを終え、「(招集)メンバーを見ると、すごくフレッシュだし、若手も多い。僕の年齢(27歳)で上から数える方が早い。中心選手として自覚を持ってやりたい」と表情を引き締めた。

 DF吉田麻也、DF長友佑都ら長らく日本代表を牽引してきたベテラン選手が招集を見送られ、26人の招集メンバーには世代交代の様相も色濃く出ている。27歳の守田は26人中、GKシュミット・ダニエル、MF遠藤航、MF伊東純也、FW浅野拓磨に続く5番目の年長者。この5人に共通するのはカタールW杯メンバーということでもある。

「W杯前とW杯中とW杯後では、自分の中の代表に対する位置づけもどんどん変わっていくし、変わっていかないといけないと思う。より中心になって自分の意思も伝えたいし、若い選手に声をかけていきたい」

 リーダーシップの部分も意識する守田は今季のポルトガル・リーグで19試合出場5ゴール1アシストという結果も残しており、「得点の部分で絡めているし、できれば2ケタ取りたいと思っている。得点の部分で代表に貢献したい」と、より攻撃力でもパワーアップした姿を日本のファン・サポーターに見せるつもりだ。

 第2次森保ジャパン初陣の相手となるウルグアイ代表には、スポルティングでダブルボランチを組むことも多いMFマヌエル・ウガルテがいる。「『日本だから遠くて移動が嫌だ』と言っていた」と冗談交じりに話す一方、「守備で貢献する選手で、僕も助かっている。ビルドアップも何でもできる。若くていい選手だと思う」と21歳のチームメイトを持ち上げた。

 約3年後の北中米W杯に向け、リスタートとなる一戦。「どのタイミングの試合も勝つことを求めてやりたい。新しい森保ジャパンが新たに始まる。勝つことでいいスタートを切ることがチームとして大事」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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