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ウルグアイ戦は三笘薫が先発へ!! 森保監督が前日会見で明言

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MF三笘薫(ブライトン)

 日本代表森保一監督が23日、キリンチャレンジカップ・ウルグアイ戦(24日・国立)の前日会見を行い、MF三笘薫(ブライトン)の先発起用を明言した。

 三笘はカタールW杯で4試合とも途中出場。前日22日の取材対応では、先発出場について「毎試合、毎招集、そう思ってやっています」と意欲を見せていた。

 森保監督は会見で「最終的には今日の練習で決めるが、三笘は明日先発で考えている」とした上で「W杯で力がないからサブであったわけではなく、W杯でも先発でできるだけの力があったと思う。ただ大会に入ってくる時の状態を知っておられる方もいると思うが、コンディションが100%だったかというとアクシデントもあって100%じゃなかった」と当時の起用意図を明かした。

 さらに指揮官は「今後どうしていくかはわからないが、チームとして勝っていくことが非常に大切。本人の力は認めながらも、どうチームで勝っていくかをやって行ければ」と述べ、WBCを制した侍ジャパンに言及。「選手たちにも話したが、WBCの侍ジャパンが戦い方では素晴らしいものを見せてくれた。何かというと、まずは世界トップ基準のスーパーな個の力を持っている選手が揃っていること、かつその選手たちがチームのために犠牲心を払って、献身的にチーム一丸となって戦う姿勢をみんなが持っているということ。個の力、チームでの戦いという大切さを教えていただけたし、野球とサッカーは違うが、世界のトップトップの個の力を持った選手がチームのために、仲間のために、日本のために戦う犠牲心、献身的な姿勢を持って戦うことを教えてもらった。我々のチームづくりにも同じような考えを持っていたが、改めて学ばせていただいた。チームづくりにも反映させていきたい」と述べた。

 また森保監督はウルグアイ戦で「形としては4-2-3-1からスタートして行ければ」とシステムも明言。三笘は左サイドハーフでの起用になるとみられる。

 森保監督は「これまで我々がやってきた戦術的なオプションであったり、試合中の状況によってどう戦うかというオプションの積み上げはしっかり持ちながらも、これからのことを作っていけるようにしたいと思っている。明日の形については4-2-3-1がこれからベースになっていくかどうかの判断をまずチャレンジしてみて、そこから決めていきたい」と今後システムが変わっていく可能性も示唆した。

(取材・文 竹内達也)

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