beacon

久保建英、あす隔離解除でコロンビア戦に照準へ!! 練習は依然欠席

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF久保建英(ソシエダ)

 日本代表MF久保建英(ソシエダ)が23日、キリンチャレンジカップ・ウルグアイ戦(国立)の前日練習を欠席した。21日の合流時に受けた新型コロナウイルス検査(SmartAmp法)で陰性が確認できず、以降も同様の状態が続いているという。

 日本サッカー協会(JFA)の広報担当者は23日、久保がスペイン滞在中の今月16日に「コロナに罹患した疑いがある症状があった」と明かした。すぐに症状はなくなったというが、21日から続く「陰性が確認できない」(JFA広報)という検査結果は、当時の症状に基づくものだと推測されている。

 日本政府のガイドラインでは、症状がなくなって7日後に隔離療養を解除することが認められており、JFA広報によると、久保の場合は24日付で解除される予定。全体でのトレーニングを行っていないため、同日のウルグアイ戦に出場することは厳しいとみられるが、「原則で言えば出ることは可能」(JFA広報)だという。

 久保は合流時の検査以降、宿舎での自主隔離を続けており、部屋の中ではエアロバイクなどで身体を動かしてコンディション維持に努めているという。療養が解除されれば、トレーニングに参加することができる見込みで、JFA広報は「(28日の)コロンビア戦に向けて調整している」と前向きな展望を述べた。

 チームは23日、国立競技場で前日練習を実施。冒頭15分間が報道陣に公開され、久保のほか、所属クラブの公式戦で左膝を負傷していたFW前田大然(セルティック)も不在だった。JFA広報によると、チームからは離れて調整しているという。

(取材・文 竹内達也)

TOP