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かつては選手権Vも経験…西村拓真がウルグアイ戦へ「国立は相性がいい」

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MF西村拓真(横浜FM)

 昨年7月のE-1選手権以来の日本代表招集となったMF西村拓真(横浜FM)。国内組のみだったE-1選手権と異なり、海外組との融合に意識を注いでトレーニングをする日々で、いろいろな刺激を受けているようだ。

「自分が何をできるのかがこの活動で大事になる。僕ら、新しく入った選手は、チームメイトにも監督にも示していかなくてはいけない。新たな風というところを強く意識していきたい」

 森保一監督はウルグアイ戦で4-2-3-1のシステムを採用することを明言している。横浜FMでの西村のポジションはトップ下。「マリノスでやっていることを、個の強みを持った選手たちがいる日本代表の中で、どう繋げるか。味方と繋がりながらどう自分を出していけるのか。そこは本当に楽しみです」。以前はストライカーやサイドアタッカーとしてプレーすることが多かったが横浜FMでやっているトップ下というポジションが「合っている」と言う。

「自分は個人で何かをするっていうタイプではない。味方とつながりながら結果を残していくというのは、日本の強みでもあるし、すごく大事だと思う」

 国立競技場は富山一高時代に2年生エースとして出場した2013年度の高校選手権で全国優勝を果たした思い出の場所だ。現在の新スタジアムになってからも昨年7月2日のJ1清水戦で1得点を決めるなど「相性がいい」と胸を張る。

 「国立はプロに入ってからも相性がいいので頑張りたい」。西村は力強くそう言った。

(取材・文 矢内由美子)

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