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若返った最終ラインを束ねた板倉滉「歩夢も由勢も堂々とプレーしていた」

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日本代表DF板倉滉

[3.24 キリンチャレンジ杯 日本 1-1 ウルグアイ 国立]

 フレッシュな最終ラインを統率した。26歳にして招集メンバーでDF陣最年長となった日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)。22歳のDF瀬古歩夢とセンターバックでコンビを組み、右サイドバックには22歳のDF菅原由勢、左サイドバックには23歳のDF伊藤洋輝が入った。

 瀬古はこの日がA代表デビュー戦。菅原も国際Aマッチ出場2試合目で初先発だった。板倉は「今日初めて出るメンバーもいたし、若返った中でコミュニケーションを取る必要があった」とリーダーシップを発揮した一方、「(瀬古)歩夢も(菅原)由勢も堂々とプレーしていた。自分もそれにとらわれず、自分のプレーに集中できた」と、頼もしい後輩たちを称えた。

 サイドバックが中に絞ってビルドアップに加わる新たなトライの中、センターバックからの縦パスも重要なポイントになる。「そこを探りながら90分やっていた。ここは(縦パスを)付けられたなという部分もあった」と率直に振り返った。

「前半は縦パスが入らず、GKを使いながら探るシーンが多かった。どこかで縦パスを入れる勇気が必要だし、そこは見逃したくない」。そう指摘した板倉は「相手も中を閉めてくる中、ああいう相手をどう打開していくか。もっとテンポも上げないといけない」と課題を挙げた。

(取材・文 西山紘平)

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