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ポストプレーで先制ゴール起点もFW町野修斗「シュート0なのでまだまだ」

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FW町野修斗(湘南)

[3.28 キリンチャレンジ杯 日本 1-2 コロンビア ヨドコウ]

 ウルグアイ戦先発のFW浅野拓磨に続き、新生・森保ジャパン2戦目の1トップとして先発メンバーに選ばれたのは“カタールW杯組”の1人であるFW町野修斗(湘南)だった。1得点を決めた昨年7月27日のE-1選手権・韓国戦以来となる日本代表での先発で、試合開始早々にいきなりチャンスを演出した。

 前半3分。右SB菅原由勢のロングフィードをペナルティエリア近くで収め、三笘薫の先制点の起点になった。「身長もあるので競り合いの部分であったり、前線で起点になることは監督から言われていた」と振り返ったように、要求通りのプレーを遂行。しかし、その後はボールがなかなか前線に入ってこず、シュートを打つことなく前半で交代した。

「サイドに速い選手が2人いたので、僕のプレーするエリアは基本的にはペナの幅。その中で前向きの選手を簡単に使いながら入っていくことを意識して、できた部分もできてない部分もあった。得点のシーンはいい形だったんですけど、シュート0で終わったので、まだまだだなという感じ」。反省点を探るように言葉を選んだ。

「味方を生かす動き出しが多すぎたのかな。自分でシュートをもっと打っていきたい」と言い、「試合で感じた迫力は相当すごいものがあった。Jリーグの練習でしっかりやっていきたい」と前を向いた。

(取材・文 矢内由美子)

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