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渾身ヘッドもA代表初ゴールならず…上田綺世「あれを決めるか決めないかで雲泥の差がある」

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ヘディングシュートを放つFW上田綺世

[3.28 キリンチャレンジ杯 日本 1-2 コロンビア ヨドコウ]

 A代表初ゴールまであと一歩だった。後半開始からFW町野修斗に代わって1トップに入った日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)。絶好のチャンスは後半21分に訪れた。

 左サイドで起点となったMF伊東純也を追い越してパスを受けたMF守田英正がクロス。これを完璧なタイミングで上田が頭で合わせたが、GKカミロ・バルガスのスーパーセーブに阻まれた。

「南米相手におさめるところもそうだし、抜け出しもやれるなという実感はあったからこそ、あれを決めるか決めないかで雲泥の差がある。あれを決めていきたい」

 後半33分からはFW浅野拓磨との2トップでゴールを目指した。中盤をダイヤモンド型にした4-4-2で攻撃に厚みを加え、コロンビアを押し込んだが、最後まで1点が遠かった。

「人数をかけるのはいいことだし、最後は2次攻撃、3次攻撃ができていた。ボールをボックス内に入れてこそ攻撃は完結する。もっと回数を増やせればよかった」。国際Aマッチ14試合出場でノーゴール。ベルギーでゴールを量産し、勢いに乗って代表に合流したが、またしても初ゴールはお預けとなった。

(取材・文 西山紘平)

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