いざアルゼンチンU-20W杯へ…U-20日本代表入りを目指す候補たちが関東大学選抜を完封撃破! 千葉寛汰が2発、河野孝汰が1発を決める
U-20日本代表候補は17、18日にトレーニングキャンプを実施。18日には関東大学選抜と45分2本の練習試合を行い、3-0で勝利した。
5月開幕のU-20ワールドカップは急きょインドネシア開催から変更が決定。今月17日にアルゼンチンに正式決定となった。出場権を手にしているU-20日本代表は選手発掘をするべく、今月3、4日の2日間に続き、17、18日の2日間にも候補合宿となるトレーニングキャンプを実施した。
U-20日本代表候補は、3月のU20アジア杯で出場時間が短かった選手や未招集だった選手を中心に15人がキャンプに参加。一方、関東大学選抜22人は、今月4日の対戦で負傷していたFW北浜琉星(中央大1年)のみが引き続き招集され、あとは全員異なるメンバーが集まった。
U-20日本代表候補は、3-4-3の布陣を敷く。GKはバーンズ・アントン(町田)、3バックは左からDF工藤孝太(藤枝)、DFヴァンイヤーデン・ショーン(横浜FC)、キャプテンマークを巻くDF諏訪間幸成(筑波大)。ボランチ2人はMF西谷亮(東京V)とMF保田堅心(大分)。左WBはMF高橋輝(東洋大)、右WBはMF松村晃助(法政大)。前線3枚は左からFW河野孝汰(山口)、FW千葉寛汰(徳島)、MF山本桜大(柏)となった。
関東大学選抜は4-4-2の布陣。GKは川崎淳(法政大2年)、4バックは左からDF入江羚介(順天堂大1年)、DF三輪椋平(順天堂大2年)、DF丸山大和(東海大2年)、DF櫻井稜(法政大1年)。ボランチ2人はMF角田惠風(慶應義塾大2年)とMF堤陽輝(東海大2年)。左サイドハーフはMF浅野直希(法政大2年)、右サイドハーフはMF田原瑠衣(立正大1年)。2トップはFW舘樹(東京国際大2年)とFW齊藤慈斗(順天堂大1年)となった。
序盤からU-20日本代表候補がチャンスを作る。千葉と河野が相手ゴールを脅かすが、なかなかネットを揺らすことはできない。すると前半29分に待望のゴール。千葉がPA手前でボールを持つと、相手を引き付けるように切り返し、隙を見て右足シュートを放つ。虚を突かれた関東大学選抜のゴールに流し込んだ。
さらに、U-20日本代表候補は前半38分に追加点を挙げる。セットプレーの流れから一度はクリアされるが、中盤から西谷がロングフィード。PA右のショーンが頭で落とすと、河野が拾って反転しながらシュートを決め切る。2-0と点差を広げた。
前半41分、U-20日本代表候補は千葉が再び躍動。山本のボールカットから、千葉がカウンターを完遂し、ダメ押しの3点目を決める。千葉は今月4日の2得点に続き、再び2ゴールを挙げた。前半は関東大学選抜にほとんど攻撃を許さず、3-0で後半に折り返した。
後半から両者メンバーを入れ替える。U-20日本代表候補はバーンズ、保田、松村、高橋の4人を変更し、4-4-2の布陣を敷く。GKは春名竜聖(水戸)、4バックは左から工藤、諏訪間、ショーン、DF岡本一真(群馬)。ボランチ2人はMF安部大晴(長崎)と西谷。左サイドハーフはMF笠柳翼(長崎)、右サイドハーフは山本。2トップは千葉と河野となった。
関東大学選抜は4-4-2の布陣。GKは木村凌也(日本大2年)、4バックは左からDF竹田航進(拓殖大2年)、DF山之内佑成(東洋大2年)、DF徳永崇人(東洋大2年)、DF桒原陸人(明治大1年)。ボランチ2人はMF植木颯(日本大2年)とMF山市秀翔(早稲田大2年)。左サイドハーフはMF田中幹大(中央大2年)、右サイドハーフはMF久永瑠音(桐蔭横浜大2年)。2トップは北浜とFW五木田季晋(日本大1年)が入った。
後半もU-20日本代表候補が攻勢を強めるが、U20アジア杯にも出場したGK木村の堅守を破れない。後半24分には3枚替え。西谷、河野、工藤を下げて、保田、松村、高橋を再びピッチに出す。ボランチだった安部を左サイドバックに移動させ、松村と保田がボランチでコンビを組む。右サイドハーフだった山本が前線2トップの一角に、高橋が右サイドハーフに入った。
その後は立て続けに関東大学選抜にチャンスを作られる。しかし春名が好セーブを連発する。体勢を整えたいU-20日本代表候補は4-2-3-1の布陣に変え、2列目は左から高橋、笠柳、山本、1トップは千葉となった。最後まで自陣に押し込まれるも、春名が完封で守り切る。前後半合わせて3-0で試合を終えた。試合後にはPK戦を実施。U-20日本代表候補が5-4で勝利を収めている。
(取材・文 石川祐介)
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5月開幕のU-20ワールドカップは急きょインドネシア開催から変更が決定。今月17日にアルゼンチンに正式決定となった。出場権を手にしているU-20日本代表は選手発掘をするべく、今月3、4日の2日間に続き、17、18日の2日間にも候補合宿となるトレーニングキャンプを実施した。
U-20日本代表候補は、3月のU20アジア杯で出場時間が短かった選手や未招集だった選手を中心に15人がキャンプに参加。一方、関東大学選抜22人は、今月4日の対戦で負傷していたFW北浜琉星(中央大1年)のみが引き続き招集され、あとは全員異なるメンバーが集まった。
U-20日本代表候補は、3-4-3の布陣を敷く。GKはバーンズ・アントン(町田)、3バックは左からDF工藤孝太(藤枝)、DFヴァンイヤーデン・ショーン(横浜FC)、キャプテンマークを巻くDF諏訪間幸成(筑波大)。ボランチ2人はMF西谷亮(東京V)とMF保田堅心(大分)。左WBはMF高橋輝(東洋大)、右WBはMF松村晃助(法政大)。前線3枚は左からFW河野孝汰(山口)、FW千葉寛汰(徳島)、MF山本桜大(柏)となった。
関東大学選抜は4-4-2の布陣。GKは川崎淳(法政大2年)、4バックは左からDF入江羚介(順天堂大1年)、DF三輪椋平(順天堂大2年)、DF丸山大和(東海大2年)、DF櫻井稜(法政大1年)。ボランチ2人はMF角田惠風(慶應義塾大2年)とMF堤陽輝(東海大2年)。左サイドハーフはMF浅野直希(法政大2年)、右サイドハーフはMF田原瑠衣(立正大1年)。2トップはFW舘樹(東京国際大2年)とFW齊藤慈斗(順天堂大1年)となった。
序盤からU-20日本代表候補がチャンスを作る。千葉と河野が相手ゴールを脅かすが、なかなかネットを揺らすことはできない。すると前半29分に待望のゴール。千葉がPA手前でボールを持つと、相手を引き付けるように切り返し、隙を見て右足シュートを放つ。虚を突かれた関東大学選抜のゴールに流し込んだ。
さらに、U-20日本代表候補は前半38分に追加点を挙げる。セットプレーの流れから一度はクリアされるが、中盤から西谷がロングフィード。PA右のショーンが頭で落とすと、河野が拾って反転しながらシュートを決め切る。2-0と点差を広げた。
前半41分、U-20日本代表候補は千葉が再び躍動。山本のボールカットから、千葉がカウンターを完遂し、ダメ押しの3点目を決める。千葉は今月4日の2得点に続き、再び2ゴールを挙げた。前半は関東大学選抜にほとんど攻撃を許さず、3-0で後半に折り返した。
後半から両者メンバーを入れ替える。U-20日本代表候補はバーンズ、保田、松村、高橋の4人を変更し、4-4-2の布陣を敷く。GKは春名竜聖(水戸)、4バックは左から工藤、諏訪間、ショーン、DF岡本一真(群馬)。ボランチ2人はMF安部大晴(長崎)と西谷。左サイドハーフはMF笠柳翼(長崎)、右サイドハーフは山本。2トップは千葉と河野となった。
関東大学選抜は4-4-2の布陣。GKは木村凌也(日本大2年)、4バックは左からDF竹田航進(拓殖大2年)、DF山之内佑成(東洋大2年)、DF徳永崇人(東洋大2年)、DF桒原陸人(明治大1年)。ボランチ2人はMF植木颯(日本大2年)とMF山市秀翔(早稲田大2年)。左サイドハーフはMF田中幹大(中央大2年)、右サイドハーフはMF久永瑠音(桐蔭横浜大2年)。2トップは北浜とFW五木田季晋(日本大1年)が入った。
後半もU-20日本代表候補が攻勢を強めるが、U20アジア杯にも出場したGK木村の堅守を破れない。後半24分には3枚替え。西谷、河野、工藤を下げて、保田、松村、高橋を再びピッチに出す。ボランチだった安部を左サイドバックに移動させ、松村と保田がボランチでコンビを組む。右サイドハーフだった山本が前線2トップの一角に、高橋が右サイドハーフに入った。
その後は立て続けに関東大学選抜にチャンスを作られる。しかし春名が好セーブを連発する。体勢を整えたいU-20日本代表候補は4-2-3-1の布陣に変え、2列目は左から高橋、笠柳、山本、1トップは千葉となった。最後まで自陣に押し込まれるも、春名が完封で守り切る。前後半合わせて3-0で試合を終えた。試合後にはPK戦を実施。U-20日本代表候補が5-4で勝利を収めている。
(取材・文 石川祐介)
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