[5.21 U-20W杯グループC第1節 日本 1-0 セネガル]

　頼れるキャプテンの一撃がU-20ワールドカップ初戦の勝ち点3をもたらした。U-20日本代表は前半11分、MF松木玖生がペナルティエリア外でMF福井太智からのパスを受けると、迷わずに左足一閃。豪快なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、これが値千金の決勝点となった。

　先制点を奪った後には相手のパワフルな攻撃を受ける場面が増え、後半はほぼ一方的な劣勢を強いられたが、交代選手も投入しながら1点リードを死守。冨樫剛一監督は試合後、フラッシュインタビューに応じ、「彼らは最初の15分が得点が多いということで、いい入り方をしなければと話した」とハーフタイム明けの失点を警戒していたことを明かした。

　喜びも束の間、24日にはコロンビアとの第2戦が迫る。決勝ゴールと90分間フル出場で勝利に導いた松木の貢献を「もちろん玖生には次の試合もやってもらわなければいけないし、チーム全体がハードワークできた」と振り返った指揮官は「またいい準備して目の前のゲームをしっかり勝ちたい」と意気込んだ。

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