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U-20日本代表MF松木玖生、高い貢献度はデータにも…攻守計3部門で両チームトップを記録

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MF松木玖生が勝利に大きく貢献

 U-20ワールドカップ初戦を1-0の勝利で終えたU-20日本代表。決勝点を記録したMF松木玖生(FC東京)はフル出場、高い貢献度はデータにも表れている。

 松木はキャプテンマークを巻いてプレー。前半10分、MF佐野航大(岡山)のクロスボールに反応して早速シュートを放つ。これは枠を捉えられなかったが、チームにリズムをもたらした。すると同15分、MF福井太智(バイエルン)からパスを受けるとミドルシュートでゴールゲット。頼れる主将ぶりを早速発揮する。松木は後半44分、やや遠い位置からのFKをブレ球で狙うもわずかに枠を外れた。それでもこの試合3本のシュートは、両チームを通じてトップの数字に。初戦から積極性を示した。

 ゴールに代表されるように攻撃面での活躍が光った松木だが、守備面でも大きく貢献している。国際サッカー連盟(FIFA)が発表したデータによると、松木は両チームトップのプレス数、49回をマーク。さらに走行距離も全選手トップの11.9kmを記録した。特に後半は押し込まれる時間帯が続いたが、松木の走力があってこその完封勝利と言えるだろう。

 松木の他、MF北野颯太(C大阪)がボールを受け取ろうと試みた回数68回、DF高橋仁胡(バルセロナ)がスプリント数70回(Jリーグの計算方法よりも寛大)でそれぞれ全選手トップを記録している。

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