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逆転負けのU-20日本代表・冨樫監督「明日朝8時の便で移動しないといけないので…」1000km移動で最終節の地へ

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冨樫剛一監督

[5.24 U-20W杯グループC第2節 日本 1-2 コロンビア ラプラタ]

 後半立ち上がりの猛攻を耐え切れなかった。U-20日本代表はU-20ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2節のコロンビア戦、1点リードで迎えた後半に8分、14分と立て続けに右サイドを崩されて2失点。最後はMF松木玖生(FC東京)のPK失敗も響き、1-2の逆転負けを喫した。

 コロンビアには昨年6月にフランスで行われたモーリスレベロトーナメントでも敗れており、リベンジを果たすことができず。第1節のセネガル戦(○1-0)に勝利していた日本は、勝てば決勝トーナメント進出を決めるチャンスだったが、運命は最終節のイスラエル戦に委ねられる形となった。

 試合後、冨樫剛一監督はフラッシュインタビューで「1戦目からまた新たにコロンビア戦に向けて、体調と戦略を整え、それを選手たちは表現してくれたと思う」と振り返りつつも、「後半入りの15分はフランスでコロンビアと戦った時のように圧が強いというところで選手たちとも統一して入った。1点目は仕方がなかったのかもしれないが、2点目をその時間帯に取られたことは自分たちを苦しくした」と敗因を語った。

 その一方で盛り返した終盤について「オープンな展開になっていく中、交代選手も含めて矢印を相手ゴールに向けて、少しリスクを取りながらも選手たちは前に向かって進んでくれた」と選手たちを称えた。

 これまでの2試合はブエノスアイレス州都のラプラタで行われていたが、最終節のイスラエル戦は1000kmほど移動したアンデス山脈ふもとのメンドーサで行われる。長距離移動を経て中2日で迎える大一番に向け、冨樫監督は「明日朝8時の便で移動しないといけないので、まずはコンディションを整えること。やったことないピッチでゲームをするということもあるので、ナイーブになりすぎず、チーム一丸となってイスラエルと戦えるように準備したい」と意気込んだ。

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