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名古屋DF森下龍矢、代名詞「全力プレー」で掴んだ初代表

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森下(8)は大学時代、旗手や三笘、上田らとユニバーシアード大会を戦った

 名古屋グランパスのDF森下龍矢(26)が、6月に国際親善試合2試合を戦う日本代表メンバーに選ばれた。これまで2015年にU-18代表を経験しているが、A代表の選出は初となる。

 雑草魂で這い上がってきた。磐田U-18から名門・明治大に進学。3年生になったころから主力選手として活躍したが、一時は一般企業への就職を希望していた選手だった。

 それでも4年時にはサッカー競技が行われる最後の大会となったユニバーシアード大会に出場すると、金メダル獲得に貢献。今回のA代表でも再びチームメイトとなるMF旗手怜央、MF三笘薫、FW上田綺世らとともに戦った経験。大会後にプロサッカー選手としての道に進むことを発表した。

 そして明治大で鍛え上げた走力は、Jリーグの舞台でも1年目から輝いた。鳥栖で33試合に出場すると、翌年より名古屋に移籍。気持ちのこもった「全力プレー」は、サポーターの心をがっちりと掴んでいる。

 サムライブルーでも、その全力プレーで勝負するつもりだ。クラブを通じて森下は、「多くの人に支えられて今回の代表選出に到達することができました。この感謝の気持ちをピッチの上で表現すると共に、全力プレーで日本代表の戦力になれるよう頑張ります!」と威勢よくコメントする。

 奇しくも、6月15日に行われるエルサルバドル代表戦は、現在本拠地とする豊田スタジアムで行われる。「応援よろしくお願いします」。代名詞とも言えるプレースタイルを披露することで、日本代表のサポーターも魅了する。

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