全勝無失点突破に胸張る伊藤洋輝「試合前のミーティングでオーストラリアだけが無失点と言われていた」
[6.11 W杯2次予選 日本 5-0 シリア Eピース]
W杯アジア2次予選の締めくくりであり、なおかつ長いシーズンの締めくくりとなるシリア戦で無失点勝利に貢献。後半からピッチに立って45分間プレーした日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)は充実の表情を浮かべていた。
ベンチスタートとなったこの日も、日本は6日のミャンマー戦(○5-0)と同じく3バックでスタート。3-0で前半を折り返すと、森保一監督は後半開始から左ウイングバックで先発したMF中村敬斗に代えて伊藤を投入。同時にシステムも4バックに変更し、そのまま最後まで無失点で乗り切った。
36チームが9グループに分かれて争った2次予選で全試合無失点だったのは日本とオーストラリアだけ。「試合前のミーティングでもオーストラリアだけが(2次予選で)無失点と言われていた」(伊藤)と言うように、力量差のあるシリアを相手に無失点で終わることは指揮官からも要求されていたことであり、この試合の大きな命題だった。
だからこそ、「2次予選だけど、僕たちも無失点で終われたのはDFの一員としてうれしく思っている。ビルドアップを安定してできたのが無失点で抑えられた要因だと思う」と喜びを素直に口にした。
手応えを感じたのはそれだけではない。3枚でも4枚でも攻撃面で機能性を出せたことは今後につながると感じている。
「1試合半を3枚でやって、攻撃も守備もスムーズにできた。最終予選になるともっと相手が強くなって自分たちが耐える時間も増えると思う。いろいろなバリエーションを今回の2試合で試せて良かった」
伊藤が入った後半は最終ラインに右からDF冨安健洋、DF板倉滉、DF町田浩樹、伊藤が並び、4人の平均身長は188.25cm。日本代表の歴史の中で進化を示す、ワールドクラスの陣容でもあった。
「今回はセンターバックの選手が4枚並んだけど、安定して攻撃も守備もできたのではないかと思う。誰が出てもまずはクオリティーが下がらないようにチームとしても共有できた2試合。3枚でも4枚でもいろいろなバリエーションを持って最終予選に向かっていきたい」
さらなる成長にも自信を覗かせた。
(取材・文 矢内由美子)
●北中米W杯アジア2次予選特集
W杯アジア2次予選の締めくくりであり、なおかつ長いシーズンの締めくくりとなるシリア戦で無失点勝利に貢献。後半からピッチに立って45分間プレーした日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)は充実の表情を浮かべていた。
ベンチスタートとなったこの日も、日本は6日のミャンマー戦(○5-0)と同じく3バックでスタート。3-0で前半を折り返すと、森保一監督は後半開始から左ウイングバックで先発したMF中村敬斗に代えて伊藤を投入。同時にシステムも4バックに変更し、そのまま最後まで無失点で乗り切った。
36チームが9グループに分かれて争った2次予選で全試合無失点だったのは日本とオーストラリアだけ。「試合前のミーティングでもオーストラリアだけが(2次予選で)無失点と言われていた」(伊藤)と言うように、力量差のあるシリアを相手に無失点で終わることは指揮官からも要求されていたことであり、この試合の大きな命題だった。
だからこそ、「2次予選だけど、僕たちも無失点で終われたのはDFの一員としてうれしく思っている。ビルドアップを安定してできたのが無失点で抑えられた要因だと思う」と喜びを素直に口にした。
手応えを感じたのはそれだけではない。3枚でも4枚でも攻撃面で機能性を出せたことは今後につながると感じている。
「1試合半を3枚でやって、攻撃も守備もスムーズにできた。最終予選になるともっと相手が強くなって自分たちが耐える時間も増えると思う。いろいろなバリエーションを今回の2試合で試せて良かった」
伊藤が入った後半は最終ラインに右からDF冨安健洋、DF板倉滉、DF町田浩樹、伊藤が並び、4人の平均身長は188.25cm。日本代表の歴史の中で進化を示す、ワールドクラスの陣容でもあった。
「今回はセンターバックの選手が4枚並んだけど、安定して攻撃も守備もできたのではないかと思う。誰が出てもまずはクオリティーが下がらないようにチームとしても共有できた2試合。3枚でも4枚でもいろいろなバリエーションを持って最終予選に向かっていきたい」
さらなる成長にも自信を覗かせた。
(取材・文 矢内由美子)
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