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オフシーズン明けの実戦形式になでしこJが手応え、長谷川唯は2得点演出「いいボールは出せた」

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MF長谷川唯 ※写真は7月8日のもの

[7.10 練習試合 日本女子 5-0 ヴィアマテラス宮崎]

 眠った体を起こすための練習試合となった。日本女子代表(なでしこジャパン)のほとんどのメンバーが1か月前にシーズンを終えたなか、パリオリンピックに向けて8日に国内合宿がスタート。10日には練習試合を行った。MF長谷川唯(マンチェスター・C)は「今シーズン初めての試合だったので、フィーリングを大事にして入った」と振り返った。

 国内合宿3日目で実戦に入った。なでしこジャパンはなでしこ1部リーグのヴィアマテラス宮崎と対戦。30分×3本の試合形式で5-0と快勝した。

 MF谷川萌々子(ローゼンゴード)はコンディション調整が続くため出場はなかったが、バックアップメンバー4人を含む21人がピッチに出て、体のキレを確認した。長谷川は「試合内容は全然まだまだ。だけど、今日はまず動けるかどうかのところ。少し無理をきかせて走ったりを重点的にやった。裏へのアクションなどはできた」と手応えを口にした。

 長谷川は3-4-2-1の2ボランチの一人として、1本目と2本目に出場。3点目と4点目の起点を作った。「(ボールを)取った後のカウンターはしっかりいいボールは出せた」と好感触。そのなかでも「最後の精度で、ボールとピッチのコンディションのところでスリップになってしまうところを考慮して、もう少し浮き球よりゴロのパスを意識してやらなきゃいけない」とゲームメイクのところで課題を見出していた。

 また、チーム全体の課題も挙げる。相手のミスを誘発したところからのカウンターでは圧倒的な迫力を出していたが、その一方で最後方からのビルドアップで奪われてピンチを招いた場面があった。長谷川は「3バックに対して(相手が)3枚で追ってきた」と語り、うまくいかなかった理由を分析する。

「いまの5バックはスライドして4バックを作ることもできる」(長谷川)。相手の前線3枚に対して、最終ラインを4枚にすることで隙間を突くことができる。長谷川はその力があることを認めながら「今日は相手が正面からボールへプレッシャーに来るような形になってしまった」と反省。「相手を来させるくらいのメンタルで回せれば、もっとビルドアップの流れをよくできると思う」。GKと最終ライン、中盤でより円滑にするために、本大会までさらなる調整を進めていくつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
石川祐介
Text by 石川祐介

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