負傷交代の平河悠、五輪新ルール&JFA方針変更で慎重な調整が可能に…バックアップメンバーはすでに4人全員帯同中

担架で運ばれるMF
パリ五輪初戦を5-0の大勝で終えたU-23日本代表だが、パラグアイMFウィルダー・ビエラの危険なタックルで右足首を負傷したMF平河悠(ブリストル・C)の状態には懸念が残った。試合後、平河は痛みがあることを報道陣に明かしており、今後は回復度合いを見極めながら慎重に調整するとみられる。
そうした中、U-23日本代表チームとしては、今大会で導入されたバックアップメンバーに関する新ルールを有効活用する可能性がありそうだ。
国際オリンピック委員会(IOC)は今月上旬、バックアップメンバーに関するルール変更を決定。国際サッカー連盟(FIFA)によるとサッカー競技では、登録メンバー18人に負傷者が出た場合、大会期間中もバックアップメンバー4人の補充が可能な上、もし負傷者が大会中に回復した場合は再度復帰も可能というレギュレーションとなっている。
日本サッカー協会(JFA)はすでにこのルールを有効活用すべく動いており、当初は現地に帯同しない予定だったバックアップメンバーのGK佐々木雅士(柏)、DF鈴木海音(磐田)、MF山田楓喜(東京V)、FW植中朝日(横浜FM)を急遽チームに帯同。22日にはDF半田陸(G大阪)が負傷し、チーム離脱を強いられたが、23日には鈴木をすみやかに18人枠に昇格させた上でバックアップメンバーにDF内野貴史(デュッセルドルフ)を追加招集し、内野もすでにチームに合流している。
そのため、もし平河の回復が27日のグループリーグ第2節マリ戦に間に合わなかった場合、試合6時間前にチームドクターの診断書を添えて大会側に申請することで、平河に代わってバックアップメンバー1人の試合登録が可能。またその後の試合で、平河が回復したという診断がチームドクターによって下されれば、同じくキックオフ6時間前までに申請することで、平河を再び試合登録に復帰させることもできる。
中2日の連戦でアクシデントはつきものの五輪本大会。大岩ジャパンはバックアップメンバーの力も有効活用しながら、まさに総力戦で戦っていくことになりそうだ。
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
そうした中、U-23日本代表チームとしては、今大会で導入されたバックアップメンバーに関する新ルールを有効活用する可能性がありそうだ。
国際オリンピック委員会(IOC)は今月上旬、バックアップメンバーに関するルール変更を決定。国際サッカー連盟(FIFA)によるとサッカー競技では、登録メンバー18人に負傷者が出た場合、大会期間中もバックアップメンバー4人の補充が可能な上、もし負傷者が大会中に回復した場合は再度復帰も可能というレギュレーションとなっている。
日本サッカー協会(JFA)はすでにこのルールを有効活用すべく動いており、当初は現地に帯同しない予定だったバックアップメンバーのGK佐々木雅士(柏)、DF鈴木海音(磐田)、MF山田楓喜(東京V)、FW植中朝日(横浜FM)を急遽チームに帯同。22日にはDF半田陸(G大阪)が負傷し、チーム離脱を強いられたが、23日には鈴木をすみやかに18人枠に昇格させた上でバックアップメンバーにDF内野貴史(デュッセルドルフ)を追加招集し、内野もすでにチームに合流している。
そのため、もし平河の回復が27日のグループリーグ第2節マリ戦に間に合わなかった場合、試合6時間前にチームドクターの診断書を添えて大会側に申請することで、平河に代わってバックアップメンバー1人の試合登録が可能。またその後の試合で、平河が回復したという診断がチームドクターによって下されれば、同じくキックオフ6時間前までに申請することで、平河を再び試合登録に復帰させることもできる。
中2日の連戦でアクシデントはつきものの五輪本大会。大岩ジャパンはバックアップメンバーの力も有効活用しながら、まさに総力戦で戦っていくことになりそうだ。
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