19歳・谷川萌々子が魅せたキャラクター…PKキッカーへの度胸、国内合宿での涙、記者陣の笑い誘った熊谷との掛け合い
[7.28 パリ五輪GL第2節 日本女子 2-1 ブラジル女子 パリ]
衝撃のオリンピックデビューを飾った19歳・MF谷川萌々子だが、試合終了後の囲み取材ではそのキャラクターが垣間見えた。
後半44分、谷川は自らPA右でドリブルを仕掛けると、相手のハンドを誘発。日本がPKを獲得した。前半終了間際にあった一度目のPKは田中美南が失敗。より緊張感の高まるPKとなるなか、池田太監督は谷川を呼んだ。
熊谷紗希に蹴るように伝えるためだったが、谷川は「自分ですか?」と思ったという。指揮官は改めて熊谷に託すことを説明し、「自分の思いを伝えてきて」と谷川に伝えた。天然の勘違いに記者からは笑い声も出たが、谷川は気にせず思いを吐き出す。「自分自身がそういう風にチームに貢献したいという強い気持ちを持っていたからこそ」と力を込め、PKを蹴る意志を強調した。
一つひとつの質問に誠実に答えていると、途中から涙があふれた。国内での事前キャンプで別メニューが続いており、その理由を説明したときだった。
「キャンプに入る前に怪我をしてしまった。歩くのすらきつかった。左足でボールを蹴ることもできなかったけど、選手の皆さんが支えてくれて、いまの自分がいる。感謝しかない」
しんみりした空気を払しょくしたのはキャプテンだった。少し離れたところから雰囲気を察知した熊谷が、冗談交じりに「勝ったよね私たち!笑ってなさいよ!」と喝。谷川もすかさず「すいません!あぶない!」と涙をぬぐう。チームを救った2選手のコント“先輩後輩”に取材陣からは大きな笑いが起きていた。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
衝撃のオリンピックデビューを飾った19歳・MF谷川萌々子だが、試合終了後の囲み取材ではそのキャラクターが垣間見えた。
後半44分、谷川は自らPA右でドリブルを仕掛けると、相手のハンドを誘発。日本がPKを獲得した。前半終了間際にあった一度目のPKは田中美南が失敗。より緊張感の高まるPKとなるなか、池田太監督は谷川を呼んだ。
熊谷紗希に蹴るように伝えるためだったが、谷川は「自分ですか?」と思ったという。指揮官は改めて熊谷に託すことを説明し、「自分の思いを伝えてきて」と谷川に伝えた。天然の勘違いに記者からは笑い声も出たが、谷川は気にせず思いを吐き出す。「自分自身がそういう風にチームに貢献したいという強い気持ちを持っていたからこそ」と力を込め、PKを蹴る意志を強調した。
一つひとつの質問に誠実に答えていると、途中から涙があふれた。国内での事前キャンプで別メニューが続いており、その理由を説明したときだった。
「キャンプに入る前に怪我をしてしまった。歩くのすらきつかった。左足でボールを蹴ることもできなかったけど、選手の皆さんが支えてくれて、いまの自分がいる。感謝しかない」
しんみりした空気を払しょくしたのはキャプテンだった。少し離れたところから雰囲気を察知した熊谷が、冗談交じりに「勝ったよね私たち!笑ってなさいよ!」と喝。谷川もすかさず「すいません!あぶない!」と涙をぬぐう。チームを救った2選手のコント“先輩後輩”に取材陣からは大きな笑いが起きていた。
(取材・文 石川祐介)
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