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Jクラブ撃破とコンディション調整に手応え…アジア杯初戦を見据えるU-20日本代表・船越監督「14日までにできればいい」

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船越優蔵監督

[2.4 練習試合 U-20日本 3-1 長野 高円宮記念JFA夢フィールド]

 来週開幕するAFC U20アジアカップに向けた良い調整となった。U-20日本代表はAC長野パルセイロと45分3本形式の練習試合を行い、合計3-1で勝利。船越優蔵監督は試合後、「今日が初めての試合。コンディションがバラバラで絶対にすべてがうまくいかないことはわかっていたので、それでも一回思い出そうという話はしていたけど、1本目に関しては思ったよりかできた」と振り返った。

 指揮官が手応えを口にした1本目で2得点を挙げた。試合開始早々からMF佐藤龍之介(岡山)とFW高岡伶颯(日章学園高)が最前線で運動量を見せつける。15分にはMF大関友翔(川崎F)のシュートのこぼれ球を佐藤が押し込んで先制。22分には高岡のシュートのこぼれ球をMF齋藤俊輔(水戸)が決め切った。

 1本目は2-0で終えたが、メンバーを入れ替えながら試合を進めると、2本目は0-1、3本目はトレーニングパートナーMF仲山獅恩(東京Vユース)の得点で1-0だった。船越監督は1本目から徐々に苦戦を強いられた点について「90分保てばいいけど、いまのコンディションではまだ開幕まで(時間がかかる)というところ。ただ、今日また課題が出たので、それに関してはすごくよかった」と総括した。

 あくまで、今日の練習試合はチーム最初の調整。船越監督は「まだコンディションが揃っていないところで、しっかりここで90分やるとか、長い時間を一回やっておくことは絶対に大事」と強調する。「まだメンバーも全員揃っていない。全員が同じ絵を描いて、やってきたことを思い出せるというのが、(初戦の)14日までにできればいい」。目の前の結果でなく、アジアの頂点を見据え、緻密に計算を立てていた。

以下、U20アジア杯・グループリーグ日程
第1節
2月14日(金)
日本 18:15 タイ

第2節
2月17日(月)
日本 16:00 シリア

第3節
2月20日(木)
日本 16:00 韓国

※試合時間は日本時間

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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