ピッチ内外で引き締め担った堂安律「やっぱりプレッシャーがなかったわけではない」

MF
[3.20 W杯最終予選 日本 2-0 バーレーン 埼玉]
首位独走状態のまま歴代最速でW杯出場を決めた日本代表。試合後、チームをピッチ内外で牽引し続けてきたMF堂安律(フライブルク)が感じたのは喜びではなく安堵だったという。
「ホッとしてます。やっぱりプレッシャーがなかったわけではないし、自分たちの代でW杯出場を……。皆さんから見たら一見、順調に行っているように見えると思うけど、やっている選手はアジアカップの敗戦だとか、前回の最終予選で初戦に負けて苦しい展開になったのも含めて簡単じゃないのをわかっていたので、やっぱりちょっと肩の荷が下りた気持ちはありますね」
堂安の試合展開に合わせた献身的な姿勢はこの最終予選を通じて目立っており、このバーレーン戦でも前半6分に得意の左足フリックで最初のビッグチャンスを導いたかと思えば、その後は嫌な流れが続くやいなや守備のタスクに奔走。これまでの試合と同様、軽い失点が続いた昨年初旬のアジア杯の教訓を活かす姿勢を先頭に立って表現してきた。
「(アジア杯では)個人のレベルの差がどれだけあっても、これだけ戦術が進化している現代サッカーの中で相手が組織的にやってくると負けてしまうのは学んだし、それ以上に僕たちがベースをしっかりしないといけないというサッカーの根本的なところを学んで、それをもう一回この最終予選に1試合1試合集中しようということで今日も声をかけてきた。前半のよくない中で失点しないとか、そういうところは僕たちが少し大人になっているんじゃないかなと思います」
W杯出場に王手をかけた今回の活動前には、ドイツからの帰国直後ながら羽田空港で異例の取材対応。「もう一回あえて『W杯で優勝する集団なんだ』ということを強調しないといけない。そういった集団がこの1戦、この2戦で気を緩めるわけにはいかない」と熱い思いを表現し、決戦への機運を作った。
その言葉どおりのしたたかな戦いで勝ち取ったW杯出場権。その中心には重圧と向き合い続けた背番号10の姿があった。
(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集
首位独走状態のまま歴代最速でW杯出場を決めた日本代表。試合後、チームをピッチ内外で牽引し続けてきたMF堂安律(フライブルク)が感じたのは喜びではなく安堵だったという。
「ホッとしてます。やっぱりプレッシャーがなかったわけではないし、自分たちの代でW杯出場を……。皆さんから見たら一見、順調に行っているように見えると思うけど、やっている選手はアジアカップの敗戦だとか、前回の最終予選で初戦に負けて苦しい展開になったのも含めて簡単じゃないのをわかっていたので、やっぱりちょっと肩の荷が下りた気持ちはありますね」
堂安の試合展開に合わせた献身的な姿勢はこの最終予選を通じて目立っており、このバーレーン戦でも前半6分に得意の左足フリックで最初のビッグチャンスを導いたかと思えば、その後は嫌な流れが続くやいなや守備のタスクに奔走。これまでの試合と同様、軽い失点が続いた昨年初旬のアジア杯の教訓を活かす姿勢を先頭に立って表現してきた。
「(アジア杯では)個人のレベルの差がどれだけあっても、これだけ戦術が進化している現代サッカーの中で相手が組織的にやってくると負けてしまうのは学んだし、それ以上に僕たちがベースをしっかりしないといけないというサッカーの根本的なところを学んで、それをもう一回この最終予選に1試合1試合集中しようということで今日も声をかけてきた。前半のよくない中で失点しないとか、そういうところは僕たちが少し大人になっているんじゃないかなと思います」
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