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森保Jは22日から本格再始動へ…W杯決定から一夜明け遠藤航「ここからが新たなスタート」

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 日本代表は北中米W杯出場権を獲得したバーレーン戦(◯2-0)から一夜明けた21日、チーム活動としての全体トレーニングは行わず、選手たちは各自のコンディションに合わせて個別調整した。25日のW杯アジア最終予選第8戦・サウジアラビア戦(埼玉)に向けては22日から本格的に再始動する。

 午後にはJFA夢フィールドでは森保一監督、主将のMF遠藤航(リバプール)が日本サッカー協会の宮本恒靖会長、山本昌邦ナショナルチームダイレクターとともに記者会見を実施。8大会連続のW杯出場が決まった喜びをあらためて述べ、1年3か月後の本大会に向けた決意を語った。

 森保監督はバーレーン戦の興奮さめやらぬ同日朝、テレビの情報番組に出演する多忙なスケジュール。試合後には宿舎で簡素な祝賀会も開かれていたようで、「寝ようと思ったが、平常心で試合に臨んでいたとは思っていながらも、やはり興奮していて一睡もしておらず……」という中で、仮眠を取って記者会見に臨んだ。

 森保監督は「感謝というのが正直な気持ち」と現在の心境を明かし、「我々がやってきた結果をチームで喜ぶことはチーム全体で戦ってきた中で共有させてもらっているが、我々の戦いを見ていただくことで、ファン・サポーターの皆さん、サッカーファミリーの皆さん、日本中・世界中で頑張っておられる日本人の皆さんが喜んでくださっていることが我々の喜び。最低限の結果だと思うが、いろんな方と喜びを分かち合えたこと、喜ぶ姿を見られたことを嬉しく思っている」と喜びを語った。

 続けて「これから世界一に向けて新たなチャレンジを積み上げ、確実に前進していきたい」と決意表明。「ファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、47都道府県の皆さん、Jリーグの皆さん、普及育成から我々の活動につなげてくださっている皆さんに感謝の気持ちを持ちながら、我々の活動を支えてくださっている全ての皆さんに感謝の気持ちを持ちながら頑張っていきたい」と意気込んだ。

 また遠藤は「まずはW杯出場権を獲得することができて本当に嬉しく思う。最速でのW杯出場権獲得になったが、戦ってみて簡単な試合はなかったという印象がある。結果を残することができたのも、日頃から会長を始め協会スタッフの力があって、選手が毎試合毎試合サッカーのみに集中することができて、その環境を作ってくれたからこそ。メディア、ファン、応援してくださった皆さんにここまでのサポートを感謝している」とコメント。さらに1年3か月後の本大会に向けて「昨日も話させてもらったが、僕らの目標はW杯優勝。ここからが新たなスタートになると個人的には思っているので、選手としてこれからさらに激しい競争をしていく中、チームとして切磋琢磨し、これからの準備期間を1試合1試合大事に戦っていきたい」と決意を語った。
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(取材・文 竹内達也)

●北中米W杯アジア最終予選特集
竹内達也
Text by 竹内達也

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