歴代最少ペースの7戦2失点…決意新たにGK鈴木彩艶「もっともっと安心感を与えられるように」

GK
ここまでのW杯最終予選7試合でわずか2失点。歴代最速でW杯出場権を獲得した日本代表の最後尾を、22歳の若き守護神が抜群の安定感で支えている。GK鈴木彩艶(パルマ)は25日のサウジアラビア戦に向けて「予選は残り3試合あるし、新たなスタート」と決意を新たに。「またホームの埼スタでできるので、結果にこだわってやりたい」と無失点を誓った。
今回の最終予選で喫した失点はオウンゴールによる第4節オーストラリア戦の1失点と、味方に対人ミスが相次いだ第6節・中国戦の1失点のみ。6チーム制で行われたロシアW杯最終予選の7失点、カタールW杯最終予選の6失点を下回るどころか、より試合数の少なかった06年ドイツW杯最終予選の4失点をも塗り替える最少ペースとなっている。
その堅守の要因にはフィールドプレーヤーの貢献度もあるが、第3節・サウジアラビア戦、第5節・インドネシア戦、第6節・中国戦と厳しいアウェーゲームの要所でビッグセーブを見せ続けた鈴木の存在は不可欠。昨年初旬のアジア杯のような不安定感を感じさせないどころか、アクシデントが相次いだ3バックに安心感をもたらす存在となっている。
今回の最終予選はアジア杯主力を担った冨安健洋と伊藤洋輝を欠いた状態でスタートし、序盤は板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹の3人で固定されていたが、第5節インドネシア戦以降は毎試合異なるトリオを形成。橋岡大樹、瀬古歩夢、復帰した伊藤と顔ぶれが変化する中でも、鈴木は堂々とゴールマウスに立ち続けてきた。
当の鈴木は「選手が変わってもレベルが高いので連係面で心配はない。練習の中で細かい間のコミュニケーションは僕だけじゃなく、板倉選手であったりみんな意識しているので、そこまでメンバーが変わっても心配なく安定感を持ってできている」と謙虚に語るが、決して簡単ではない仕事。ここからは1年3か月後のW杯本大会に向けて高井幸大、関根大輝らのテスト起用も見込まれる中、より頼もしい存在となりそうだ。
W杯出場権は決まっても、守護神に慢心はない。25日の対戦相手のサウジアラビアについて「アウェーでやった時はカウンターでシュートを打たれるシーンもあったし、後半は何気ないロングボール一発で危ないシーンがあった。自分も含めて準備することと、一番はラインコントロールをすることが大事」と気を引き締める鈴木は「GKとしてプレーする以上は安心感を与えられるように心がけている。もっともっと安心感を与えられるように頑張っていきたい」と継続を誓った。
(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集
今回の最終予選で喫した失点はオウンゴールによる第4節オーストラリア戦の1失点と、味方に対人ミスが相次いだ第6節・中国戦の1失点のみ。6チーム制で行われたロシアW杯最終予選の7失点、カタールW杯最終予選の6失点を下回るどころか、より試合数の少なかった06年ドイツW杯最終予選の4失点をも塗り替える最少ペースとなっている。
その堅守の要因にはフィールドプレーヤーの貢献度もあるが、第3節・サウジアラビア戦、第5節・インドネシア戦、第6節・中国戦と厳しいアウェーゲームの要所でビッグセーブを見せ続けた鈴木の存在は不可欠。昨年初旬のアジア杯のような不安定感を感じさせないどころか、アクシデントが相次いだ3バックに安心感をもたらす存在となっている。
今回の最終予選はアジア杯主力を担った冨安健洋と伊藤洋輝を欠いた状態でスタートし、序盤は板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹の3人で固定されていたが、第5節インドネシア戦以降は毎試合異なるトリオを形成。橋岡大樹、瀬古歩夢、復帰した伊藤と顔ぶれが変化する中でも、鈴木は堂々とゴールマウスに立ち続けてきた。
当の鈴木は「選手が変わってもレベルが高いので連係面で心配はない。練習の中で細かい間のコミュニケーションは僕だけじゃなく、板倉選手であったりみんな意識しているので、そこまでメンバーが変わっても心配なく安定感を持ってできている」と謙虚に語るが、決して簡単ではない仕事。ここからは1年3か月後のW杯本大会に向けて高井幸大、関根大輝らのテスト起用も見込まれる中、より頼もしい存在となりそうだ。
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(取材・文 竹内達也)
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