充実のブンデス初年度も「代表はそんなに甘くなかった」MF藤田譲瑠チマが自らに求める成長【インタビュー】
バイエルンにも挑んだMF
日本代表MF藤田譲瑠チマは昨年夏、ベルギーのシントトロイデンからドイツのザンクト・パウリに移籍し、念願の5大リーグ挑戦をスタートさせた。初陣のDFBポカール1回戦から定位置を掴み、昨年は公式戦全18試合に先発出場。本職のボランチだけでなく、シャドー起用も経験しながら充実の半年間を戦った23歳の現在地を聞いた。
―ザンクト・パウリに加入し、どのような半年間でしたか。
「まずは順調にチームの中で信頼を勝ち取れて、チームの中心として戦えていますし、結果は難しいものばかりでしたが、直近3〜4試合はチームとしても戻ってきて、掴みかけてきたようなシーズンでした。個人的にポジション変更もあって、すごく早かった半年間でしたね」
―前で使われているのは。
「チームの守備が安定しなかったのと、特にサイドからの失点数が多く、相手に崩されるシーンとか、バランスが崩れるシーンが多かったので、自分がサイドでそれをコントロールするところであったり、あとは攻撃のところでもより前のほうでプレーして欲しいという監督の考えがあってという感じですね」
―伊藤洋輝選手とのやり取りでバイエルンから「唯一ボールを前進できる存在」として警戒されていたという話もありました。
「自分自身バイエルン戦(●1-3)はドリブルで駆け上がるシーンも少なかったし、そんなに得意とする分野ではないんですが、それは相手側からの視点もきっとそうで、こういう選手がそれをやってくるとなかなか対応できないというか、予測してない動きをできたのかなとは思いますね。意外とボールキープしたら取られないというのはブンデスでやっていて思いましたね」
―相手のレベルが上がっても、ベルギーと同じくらいか、より良さを出せている部分が多いような印象があります。
「どうですかね。まだ正直ブンデスの中で目立った存在になれているかと言われると、自信を持ってイエスとは言えないんですが、ぼちぼちそれくらいにやっていけたらいいかなと思っています」
―バイエルンと対戦できるような環境を掴み取ったという点ではいかがですか。
「バイエルンとやった時はやっぱりテレビで見ていた選手ばかりでしたし、ケインだったり、キミッヒだったり、ノイアーも小さい頃からプレーしていた選手ばかりですよね。試合が終わってからそういった選手と話す機会があったんですけど、内心は興奮していましたね」
―ユニフォーム交換はしました?
「ちょっとプライドが変に邪魔して交換しなかったです(笑)。でも普通にそういった選手と話せたのは嬉しかったですね」
―たとえばマイケル・オリーセとはパリ五輪前に対戦していましたし、その辺はもう「勝っていかなきゃいけない」という思いですかね。
「そうですね。自分の中では正直バイエルンが相手でも勝ちたかったし、勝てる可能性のある試合だったのでなおさら悔しかったですね。自分はこのチームだからしょうがないという色眼鏡は持っていないので、どの試合も勝ちたいなと思いつつやっていますね」
―ベルギーにいた時は日本代表のポジション争いに食い込むにも「やっぱり5大リーグに行かないといけない」とずっと話していましたが、その意味でもこの半年間はすごく大きかったのではないでしょうか。
「大きいと思っていたんですけど、代表はそんなに甘くなかったですね(笑)。代表に行ったら行ったで、ボランチにはプレミアリーガーがいて、昨年のブンデスベストイレブンがいて、チャンピオンズリーグに出ているようなそういう選手たちばかりなので、行っても簡単ではなかったです。でも常日頃からこういったレベルで試合はできているので、確実に自分のレベルは変わっているのかなと思います。自分の中ではそんなに感じることはないんですけど、代表に行った時にスタッフから『寄せの動きが早くなったね』というのは言われて、そうなのかなと思いつつやっています」
―将来的にはプレミアリーグに行きたいという話をずっとされていますけど、いまの代表のボランチはまさにプレミアリーグ所属の選手が3人もいる状況です。どのように感じていますか。
「たとえば大地くんにしてもサッカーが上手いのは当たり前で、そこにディフェンスの強度もあって、やっぱりプレミアリーガーだなと感じますね。練習や試合を見ていてもサッカーの上手さとプレミアリーグの強度を感じますし、まだまだ自分もやらないといけないなというのをすごく感じます」
―日本代表では途中から出る試合も多いですよね。特にテンポを変えたい時に投入されていると思うのですが、クラブのボランチでは珍しい起用だと思います。そこで意識していることはありますか。
「ボランチなので途中から出るのは正直難しいですね。自分のタイプ的にも最初から出てゲームを組み立てたい、テンポをコントロールしたいプレースタイルではあるので難しいところはありますけど、いまは試合に出られることに重きを置きたいと思っています。いま言われたように試合に出る時に『テンポを上げて来い』という指示を受けて入ることが多く、前回の代表ウィークでは2試合ともそのような感じだったんですが、今はそういう役割に徹しながら少しずつ時間を伸ばしていけたらと思っています」
―W杯に向けてどのような半年間にしていきたいですか。
「とりあえず全部の試合に出ることと、その中で数字をめっちゃ意識しているわけではないので、全体的にレベルアップして、選手としてチームを勝たせられるようにボールをたくさん受けたり、目の前の相手に負けない選手になりたいなと思っています」
(インタビュー・文 竹内達也)
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―ザンクト・パウリに加入し、どのような半年間でしたか。
「まずは順調にチームの中で信頼を勝ち取れて、チームの中心として戦えていますし、結果は難しいものばかりでしたが、直近3〜4試合はチームとしても戻ってきて、掴みかけてきたようなシーズンでした。個人的にポジション変更もあって、すごく早かった半年間でしたね」
―前で使われているのは。
「チームの守備が安定しなかったのと、特にサイドからの失点数が多く、相手に崩されるシーンとか、バランスが崩れるシーンが多かったので、自分がサイドでそれをコントロールするところであったり、あとは攻撃のところでもより前のほうでプレーして欲しいという監督の考えがあってという感じですね」
―伊藤洋輝選手とのやり取りでバイエルンから「唯一ボールを前進できる存在」として警戒されていたという話もありました。
「自分自身バイエルン戦(●1-3)はドリブルで駆け上がるシーンも少なかったし、そんなに得意とする分野ではないんですが、それは相手側からの視点もきっとそうで、こういう選手がそれをやってくるとなかなか対応できないというか、予測してない動きをできたのかなとは思いますね。意外とボールキープしたら取られないというのはブンデスでやっていて思いましたね」
―相手のレベルが上がっても、ベルギーと同じくらいか、より良さを出せている部分が多いような印象があります。
「どうですかね。まだ正直ブンデスの中で目立った存在になれているかと言われると、自信を持ってイエスとは言えないんですが、ぼちぼちそれくらいにやっていけたらいいかなと思っています」
―バイエルンと対戦できるような環境を掴み取ったという点ではいかがですか。
「バイエルンとやった時はやっぱりテレビで見ていた選手ばかりでしたし、ケインだったり、キミッヒだったり、ノイアーも小さい頃からプレーしていた選手ばかりですよね。試合が終わってからそういった選手と話す機会があったんですけど、内心は興奮していましたね」
―ユニフォーム交換はしました?
「ちょっとプライドが変に邪魔して交換しなかったです(笑)。でも普通にそういった選手と話せたのは嬉しかったですね」
―たとえばマイケル・オリーセとはパリ五輪前に対戦していましたし、その辺はもう「勝っていかなきゃいけない」という思いですかね。
「そうですね。自分の中では正直バイエルンが相手でも勝ちたかったし、勝てる可能性のある試合だったのでなおさら悔しかったですね。自分はこのチームだからしょうがないという色眼鏡は持っていないので、どの試合も勝ちたいなと思いつつやっていますね」
―ベルギーにいた時は日本代表のポジション争いに食い込むにも「やっぱり5大リーグに行かないといけない」とずっと話していましたが、その意味でもこの半年間はすごく大きかったのではないでしょうか。
「大きいと思っていたんですけど、代表はそんなに甘くなかったですね(笑)。代表に行ったら行ったで、ボランチにはプレミアリーガーがいて、昨年のブンデスベストイレブンがいて、チャンピオンズリーグに出ているようなそういう選手たちばかりなので、行っても簡単ではなかったです。でも常日頃からこういったレベルで試合はできているので、確実に自分のレベルは変わっているのかなと思います。自分の中ではそんなに感じることはないんですけど、代表に行った時にスタッフから『寄せの動きが早くなったね』というのは言われて、そうなのかなと思いつつやっています」
―将来的にはプレミアリーグに行きたいという話をずっとされていますけど、いまの代表のボランチはまさにプレミアリーグ所属の選手が3人もいる状況です。どのように感じていますか。
「たとえば大地くんにしてもサッカーが上手いのは当たり前で、そこにディフェンスの強度もあって、やっぱりプレミアリーガーだなと感じますね。練習や試合を見ていてもサッカーの上手さとプレミアリーグの強度を感じますし、まだまだ自分もやらないといけないなというのをすごく感じます」
―日本代表では途中から出る試合も多いですよね。特にテンポを変えたい時に投入されていると思うのですが、クラブのボランチでは珍しい起用だと思います。そこで意識していることはありますか。
「ボランチなので途中から出るのは正直難しいですね。自分のタイプ的にも最初から出てゲームを組み立てたい、テンポをコントロールしたいプレースタイルではあるので難しいところはありますけど、いまは試合に出られることに重きを置きたいと思っています。いま言われたように試合に出る時に『テンポを上げて来い』という指示を受けて入ることが多く、前回の代表ウィークでは2試合ともそのような感じだったんですが、今はそういう役割に徹しながら少しずつ時間を伸ばしていけたらと思っています」
―W杯に向けてどのような半年間にしていきたいですか。
「とりあえず全部の試合に出ることと、その中で数字をめっちゃ意識しているわけではないので、全体的にレベルアップして、選手としてチームを勝たせられるようにボールをたくさん受けたり、目の前の相手に負けない選手になりたいなと思っています」
(インタビュー・文 竹内達也)
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