聖地ウェンブリーに三笘薫が舞った!! 最後は耐え抜いた森保J、イングランドに歴史的初勝利!!
MF
[3.31 KIRIN WORLD CHALLENGE 日本 1-0 イングランド ウェンブリー]
日本代表は31日、キリンワールドチャレンジでイングランド代表と対戦し、1-0で勝利した。主力中心で臨んだ前半は互角の戦いを演じ、前半23分にMF三笘薫が先制ゴール。数多くの選手交代を行った後半は防戦一方となったが、かろうじてリードを守り切り、聖地ウェンブリー・スタジアムでサッカーの母国相手に歴史的初勝利を挙げた。
日本は28日のスコットランド戦から先発8人を入れ替え、GK鈴木彩艶、DF渡辺剛、DF伊藤洋輝の3人が連続先発。主力中心の布陣で臨んだ。3バックは左から伊藤、DF谷口彰悟、渡辺が並び、ダブルボランチはMF鎌田大地とMF佐野海舟。ウイングバックは左にMF中村敬斗、右にMF堂安律が入り、シャドーは左にMF三笘薫、右にMF伊東純也。1トップをFW上田綺世が務めた。[スタメン&布陣]
試合はイングランドがボールを保持し、日本がミドルブロックで構える構図でスタート。三笘がCBをケアしながら上田と協力してパスの経路を制限し、マンツーマン気味にハメ込んでいく。前半3分には佐野がボールを奪って左サイドに展開し、中村がDFベン・ホワイトを個で打開。クロスは惜しくも上田に合わなかったが、最初のチャンスを作った。
その後はややイングランドの攻撃を受ける時間が続いたが、前半6分にはFWアンソニー・ゴードンのクロスを渡辺が処理すると、同9分にはMFモーガン・ロジャーズのクロスを伊藤がクリア。同12分には1対2の局面で佐野がホワイトに振り切られ、クロスボールを上げられたが、これも伊藤が冷静なカバーリングで防いだ。
すると前半23分、日本が先制点を奪った。三笘のプレスバックでFWコール・パーマーからボールを奪い、鎌田と上田との近い距離での連係から素早い速攻を仕掛けると、中村が左サイドを突破。カットインからシュートを打つと見せかけ、ゴール前に横パスを入れると、そこに走り込んだ三笘が右足ワンタッチで沈めた。三笘はA代表通算9ゴール目。起点からフィニッシュまで大車輪の働きでイングランドの守備網を破った。
その後も日本は局面で負けずに対応し、前半31分にも堂安が左に流れる形から攻め込むと、佐野が果敢なミドルシュート。同34分にはMFエリオット・アンダーソンのミドルシュートがクロスバーに直撃し、ヒヤリとする場面もあったが、同36分の危険なクロスボールも鎌田が見事なカバーリングでヘディングするなど、ゴール前の集中力が素晴らしく、失点を許さなかった。
すると前半41分、相手の縦パスを佐野が中盤でカットすると、スルーパスから上田がオフサイドギリギリで反応。シュートは相手DFをかすめてクロスバーに弾かれたが、より前のポジションでボールを奪える場面も作った。直後には相手のロングカウンターが日本陣内に入ったが、佐野の驚異的なカバーリングでマイボールにし、0-0のまま前半を終えた。
後半も佐野の存在感がとどまることなく、4分にも冷静なインターセプトで相手の攻撃をストップ。そこからの二次攻撃で鎌田がサイドチェンジを送り、堂安がゴール前を切り込んだ。だが、ニア脇を狙ったシュートはGKジョーダン・ピックフォードが足でセーブ。ゴール前には上田がフリーで走り込んでおり、悔しそうな様子を見せた。
さらに後半9分、日本は佐野の展開から三笘が起点を作り、伊東がペナルティエリア右でGKピックフォードをかわすビッグチャンス。だが、ゴール前への折り返しはわずかに上田に合わず、追加点には至らなかった。同12分にはパーマーの右CKをDFエズリ・コンサに頭で合わせられたが、これは枠を外れた。
そうして迎えた後半14分、イングランドは一気に4枚替え。パーマーとMFフィル・フォーデンの両アタッカー、DFニコ・オライリーとホワイトの両SBを下げ、FWドミニク・ソランケ、FWジャロッド・ボーウェン、DFティノ・リブラメント、DFルイス・ホールが投入された。
日本は後半18分、鎌田のファウルでFKを与えたが、ロジャーズのキックは壁に直撃。同21分には上田と伊藤が下がってFW小川航基とDF瀬古歩夢が投入された。直後にはボーウェンの突破を受けたが、これを中村が阻むと、同24分には小川のポストプレーから鎌田がつなぎ、中村がリブラメントを振り切ってゴール左斜め前から右足一閃。だが、惜しくもゴール右に外れた。
日本は後半26分、三笘と堂安を下げ、DF鈴木淳之介とMF田中碧を投入。鈴木淳は左ウイングバック、田中はボランチに入り、中村が右シャドー、鎌田が左シャドー、伊東が右ウイングバックにそれぞれ移った。同33分、日本はサイドに広い展開から深く攻め込まれると、途中出場FWマーカス・ラッシュフォードとボーウェンの連続シュートに襲われたが、鈴木彩がなんとか阻んだ。
さらに日本は後半35分、伊東、中村、鎌田が下がってDF菅原由勢、MF鈴木唯人、FW町野修斗を投入。同38分には左CKから直前に投入されたDFマーク・マグワイアにヘディングシュートを打たれたが、菅原がクリアした。その後も防戦一方が続く中、同44分にはL・ホールのシュートを鈴木彩が圧巻のスーパーセーブを見せると、最後まで耐えてシャットアウト。森保ジャパンが聖地ウェンブリーで大国撃破を成し遂げ、北中米W杯本大会に大きく弾みをつけた。
(取材・文 竹内達也)
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日本代表は31日、キリンワールドチャレンジでイングランド代表と対戦し、1-0で勝利した。主力中心で臨んだ前半は互角の戦いを演じ、前半23分にMF三笘薫が先制ゴール。数多くの選手交代を行った後半は防戦一方となったが、かろうじてリードを守り切り、聖地ウェンブリー・スタジアムでサッカーの母国相手に歴史的初勝利を挙げた。
日本は28日のスコットランド戦から先発8人を入れ替え、GK鈴木彩艶、DF渡辺剛、DF伊藤洋輝の3人が連続先発。主力中心の布陣で臨んだ。3バックは左から伊藤、DF谷口彰悟、渡辺が並び、ダブルボランチはMF鎌田大地とMF佐野海舟。ウイングバックは左にMF中村敬斗、右にMF堂安律が入り、シャドーは左にMF三笘薫、右にMF伊東純也。1トップをFW上田綺世が務めた。[スタメン&布陣]
試合はイングランドがボールを保持し、日本がミドルブロックで構える構図でスタート。三笘がCBをケアしながら上田と協力してパスの経路を制限し、マンツーマン気味にハメ込んでいく。前半3分には佐野がボールを奪って左サイドに展開し、中村がDFベン・ホワイトを個で打開。クロスは惜しくも上田に合わなかったが、最初のチャンスを作った。
その後はややイングランドの攻撃を受ける時間が続いたが、前半6分にはFWアンソニー・ゴードンのクロスを渡辺が処理すると、同9分にはMFモーガン・ロジャーズのクロスを伊藤がクリア。同12分には1対2の局面で佐野がホワイトに振り切られ、クロスボールを上げられたが、これも伊藤が冷静なカバーリングで防いだ。
すると前半23分、日本が先制点を奪った。三笘のプレスバックでFWコール・パーマーからボールを奪い、鎌田と上田との近い距離での連係から素早い速攻を仕掛けると、中村が左サイドを突破。カットインからシュートを打つと見せかけ、ゴール前に横パスを入れると、そこに走り込んだ三笘が右足ワンタッチで沈めた。三笘はA代表通算9ゴール目。起点からフィニッシュまで大車輪の働きでイングランドの守備網を破った。
その後も日本は局面で負けずに対応し、前半31分にも堂安が左に流れる形から攻め込むと、佐野が果敢なミドルシュート。同34分にはMFエリオット・アンダーソンのミドルシュートがクロスバーに直撃し、ヒヤリとする場面もあったが、同36分の危険なクロスボールも鎌田が見事なカバーリングでヘディングするなど、ゴール前の集中力が素晴らしく、失点を許さなかった。
すると前半41分、相手の縦パスを佐野が中盤でカットすると、スルーパスから上田がオフサイドギリギリで反応。シュートは相手DFをかすめてクロスバーに弾かれたが、より前のポジションでボールを奪える場面も作った。直後には相手のロングカウンターが日本陣内に入ったが、佐野の驚異的なカバーリングでマイボールにし、0-0のまま前半を終えた。
後半も佐野の存在感がとどまることなく、4分にも冷静なインターセプトで相手の攻撃をストップ。そこからの二次攻撃で鎌田がサイドチェンジを送り、堂安がゴール前を切り込んだ。だが、ニア脇を狙ったシュートはGKジョーダン・ピックフォードが足でセーブ。ゴール前には上田がフリーで走り込んでおり、悔しそうな様子を見せた。
さらに後半9分、日本は佐野の展開から三笘が起点を作り、伊東がペナルティエリア右でGKピックフォードをかわすビッグチャンス。だが、ゴール前への折り返しはわずかに上田に合わず、追加点には至らなかった。同12分にはパーマーの右CKをDFエズリ・コンサに頭で合わせられたが、これは枠を外れた。
そうして迎えた後半14分、イングランドは一気に4枚替え。パーマーとMFフィル・フォーデンの両アタッカー、DFニコ・オライリーとホワイトの両SBを下げ、FWドミニク・ソランケ、FWジャロッド・ボーウェン、DFティノ・リブラメント、DFルイス・ホールが投入された。
日本は後半18分、鎌田のファウルでFKを与えたが、ロジャーズのキックは壁に直撃。同21分には上田と伊藤が下がってFW小川航基とDF瀬古歩夢が投入された。直後にはボーウェンの突破を受けたが、これを中村が阻むと、同24分には小川のポストプレーから鎌田がつなぎ、中村がリブラメントを振り切ってゴール左斜め前から右足一閃。だが、惜しくもゴール右に外れた。
日本は後半26分、三笘と堂安を下げ、DF鈴木淳之介とMF田中碧を投入。鈴木淳は左ウイングバック、田中はボランチに入り、中村が右シャドー、鎌田が左シャドー、伊東が右ウイングバックにそれぞれ移った。同33分、日本はサイドに広い展開から深く攻め込まれると、途中出場FWマーカス・ラッシュフォードとボーウェンの連続シュートに襲われたが、鈴木彩がなんとか阻んだ。
さらに日本は後半35分、伊東、中村、鎌田が下がってDF菅原由勢、MF鈴木唯人、FW町野修斗を投入。同38分には左CKから直前に投入されたDFマーク・マグワイアにヘディングシュートを打たれたが、菅原がクリアした。その後も防戦一方が続く中、同44分にはL・ホールのシュートを鈴木彩が圧巻のスーパーセーブを見せると、最後まで耐えてシャットアウト。森保ジャパンが聖地ウェンブリーで大国撃破を成し遂げ、北中米W杯本大会に大きく弾みをつけた。
(取材・文 竹内達也)
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