15戦11発!小川航基が驚異の得点率でW杯へ「点を取ることに関しては僕が一番だと思っている」
日本代表FW
[5.31 キリンチャレンジ杯 日本 1-0 アイスランド 国立]
北中米W杯へ向け、また一人、頼もしいストライカーが存在感を示した。日本代表FW小川航基(NECナイメヘン)が決勝ゴールを奪い、チームを勝利へ導いた。
0-0で迎えた後半開始からFW上田綺世との交代で1トップとしてピッチに入ると、互いに譲らない一進一退の攻防が続く中で勝負を決めた。後半42分、DF菅原由勢が右サイドから上げたクロスに対し、ゴール前の密集地帯で絶妙なポジションを確保。低い打点からヘディングシュートを放つと、ボールは左ポストに当たってゴールへ吸い込まれた。
値千金の決勝弾。これで小川は国際Aマッチ15試合で11得点となり、驚異的な得点率をさらに高めて本大会へ向かうことになった。
試合後、巧みなポジショニングについて指摘された小川は得点シーンを振り返り、「どんなタイミングでも動き直しはずっとしているし、(菅原から)左足で(クロスが)上がってこなくて切り返したときに、すぐにいいポジションを取れたりとか、日頃の癖みたいなものが出たと思う。常に動き直す。ゴール前で動き直して一番危険な位置にポジションを取るというのを常にやっているからこそ生まれたゴールかなと思う」と胸を張った。
日本はアイスランドの堅い守備に苦しんだ。だが、小川は前半をベンチから見ながら、同じく控えだったメンバーと「この試合は最初の1点が大事になってくる」と話していたという。その中で鍵になると考えていたのがクロスだった。
「今日も見て分かるとおり、クロスからの得点というのがサッカーにおいては多くを占めていると思っている。固められた相手を崩して得点を取るほどの技術は足りないと思うし、クロスで1個マークを外して仕留めるというのが大事な部分だと思っている」
まさにその考えを体現するようなゴール。さらに小川は自身の最大の武器についても揺るぎない自信を口にする。「常に言っていますが、点を取ることに関しては僕が一番だと思っている。そこで負けるつもりもないし、そこが一番強さになるので、それを本大会で見せていければいい」。
オランダでプレーするストライカーは、欧州の屈強なセンターバックとの対戦経験も豊富だ。グループリーグ初戦のオランダ戦に出場すれば、世界最高峰のセンターバックであるDFフィルヒル・ファン・ダイクとのマッチアップも想定されるが、「相手と真っ向勝負ができるかというと難しいところもあるので、経験を生かして、戦えるところで戦って、前でヘディングするなり、相手より早くというところを意識していきたい」と語った。
小川の視線はすでにW杯へと向いている。「今日の試合はもちろん大事でしたけど、本大会の方が大事なので、もう今日のことは忘れる。大事なのは本大会で点を取ること」。結果によって居場所をつかみ続けてきた点取り屋は、最後までブレない。日本代表が世界の強豪に挑む舞台で、最も求められるのはゴール。その仕事に関しては誰にも譲らない。15試合11得点という数字にふさわしい覚悟がにじんでいた。
(取材・文 矢内由美子)
●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集
●2026ワールドカップ(W杯)大会日程・テレビ放送
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
北中米W杯へ向け、また一人、頼もしいストライカーが存在感を示した。日本代表FW小川航基(NECナイメヘン)が決勝ゴールを奪い、チームを勝利へ導いた。
0-0で迎えた後半開始からFW上田綺世との交代で1トップとしてピッチに入ると、互いに譲らない一進一退の攻防が続く中で勝負を決めた。後半42分、DF菅原由勢が右サイドから上げたクロスに対し、ゴール前の密集地帯で絶妙なポジションを確保。低い打点からヘディングシュートを放つと、ボールは左ポストに当たってゴールへ吸い込まれた。
値千金の決勝弾。これで小川は国際Aマッチ15試合で11得点となり、驚異的な得点率をさらに高めて本大会へ向かうことになった。
試合後、巧みなポジショニングについて指摘された小川は得点シーンを振り返り、「どんなタイミングでも動き直しはずっとしているし、(菅原から)左足で(クロスが)上がってこなくて切り返したときに、すぐにいいポジションを取れたりとか、日頃の癖みたいなものが出たと思う。常に動き直す。ゴール前で動き直して一番危険な位置にポジションを取るというのを常にやっているからこそ生まれたゴールかなと思う」と胸を張った。
日本はアイスランドの堅い守備に苦しんだ。だが、小川は前半をベンチから見ながら、同じく控えだったメンバーと「この試合は最初の1点が大事になってくる」と話していたという。その中で鍵になると考えていたのがクロスだった。
「今日も見て分かるとおり、クロスからの得点というのがサッカーにおいては多くを占めていると思っている。固められた相手を崩して得点を取るほどの技術は足りないと思うし、クロスで1個マークを外して仕留めるというのが大事な部分だと思っている」
まさにその考えを体現するようなゴール。さらに小川は自身の最大の武器についても揺るぎない自信を口にする。「常に言っていますが、点を取ることに関しては僕が一番だと思っている。そこで負けるつもりもないし、そこが一番強さになるので、それを本大会で見せていければいい」。
オランダでプレーするストライカーは、欧州の屈強なセンターバックとの対戦経験も豊富だ。グループリーグ初戦のオランダ戦に出場すれば、世界最高峰のセンターバックであるDFフィルヒル・ファン・ダイクとのマッチアップも想定されるが、「相手と真っ向勝負ができるかというと難しいところもあるので、経験を生かして、戦えるところで戦って、前でヘディングするなり、相手より早くというところを意識していきたい」と語った。
小川の視線はすでにW杯へと向いている。「今日の試合はもちろん大事でしたけど、本大会の方が大事なので、もう今日のことは忘れる。大事なのは本大会で点を取ること」。結果によって居場所をつかみ続けてきた点取り屋は、最後までブレない。日本代表が世界の強豪に挑む舞台で、最も求められるのはゴール。その仕事に関しては誰にも譲らない。15試合11得点という数字にふさわしい覚悟がにじんでいた。
(取材・文 矢内由美子)
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