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福岡と岐阜は決定力欠きスコアレスドロー

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[6.17 J2第20節 福岡0-0岐阜 レベスタ]

 13位アビスパ福岡はホームで21位FC岐阜と対戦し、0-0で引き分けた。互いに果敢に攻め込むもゴール前での精度を欠くと得点は生まれず。福岡は2戦連続のドローとなったが13位から12位へ順位を一つ上げた。一方の岐阜は3戦勝ちなし(2分1敗)となってしまった。

 先に決定機をつくったのは岐阜だった。前半13分、中央でボールを奪うとDF野田明弘が前線へスルーパス。抜け出したMF井上平がシュートを狙うもGKに阻まれた。同35分には、福岡の最終ラインがバックパスをミス。頭で流したボールが無人のゴールへ流れていくが必死に走り込んだGK神山竜一がなんとかかき出した。0-0で前半を折り返す。

 後半に入り、次第に攻勢を強める福岡だったがゴールは遠い。DF堤俊輔のパスからFW高橋泰がシュートを狙うが枠を外れた。その後もサイドを起点に攻め込んではFW坂田大輔や高橋がシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことはできない。対する岐阜は右サイドから仕掛けDF関田寛士がゴールライン際で粘り、自らシュート。角度のない位置からの一撃はポスト右を叩く。その後は左サイドを上がったDF村上一樹がシュートを打つがクロスバーに弾かれた。

 後半25分には岐阜が再び決定機。左サイドでタメをつくったMF染矢一樹がクロスを上げる。途中出場のFW中島康平がシュートを打つも枠を外れた。この日は互いにゴールが遠い。

 終了間際のロスタイムには岐阜が一番の決定機。中央でボールキープしたMF樋口寛規が右サイドへパス。走り込んだMF廣田隆治が中央へ折り返し、飛び込んだ中島が身体で押し込む。ゴールネットを揺らし、劇的な勝ち越し弾が決まったかに思われたがハンドの判定。得点には認められなかった。0-0で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

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