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大宮戦キックオフ直前、F東京・ポポヴィッチ監督インタビュー

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 Jリーグは18日に第22節を行い、11位のFC東京はホームの味の素スタジアムに16位の大宮アルディージャを迎えた。キックオフ直前のインタビューに応じたF東京のポポヴィッチ監督は、ロンドン五輪代表からGK権田修一、DF徳永悠平の復帰について「首を長くしていた」とコメントし、守備陣の駒がそろったことを喜んだ。

以下、インタビュー全文

―大宮はFWズラタンが不在だが?
「彼がいなくても危険なチームであることには変わりないですし、大事なのは自分たちが主導権を握って、試合開始直後からボールを動かして攻撃的に行くことです。やはりズラタン選手がいても、いなくても、それに関わらず良いプレーをする、強いチームだと思います。また、日本のチームの中に誰か一人が欠けてチーム力がガクンと落ちるチームは見たことがありません。彼に関してはもちろん良い選手だと思いますが、相手の問題なので。自分たちは自分たちのやるべきことをしっかりやることに集中したいと思います」

―最近の試合の入り方は徐々に良くないてきているが?
「その通りです。その部分は改善されていますし、試合にどういう形で入っていくかは、ゲームを進める上で重要なことです。あとは開始直後だけ主導権を握っても仕方がありません。しっかり試合をとおして、主導権を握れるように、試合をコントロールできるようにやっていくことが大切だと思います」

―徳永選手、権田選手が代表から戻り、チーム内競争も激しくなると思うが?
「私たちはチーム内の競争を求めています。それが激しくなるのは間違いないですし、チームにとってプラスになることも間違いないでしょう。ここ最近ケガ人も多く、競争もできませんでした。経験の少ない選手が連続して試合に出なければいけませんでした。そのプレッシャー、試合に連続して出ることの強度に慣れていない選手もいました。そういう意味でも良い形で競争し合って、チーム力を高められると思います。また、権田選手、徳永選手の2人に関しては、首を長くして待っていました。彼らが帰ってきて、またチームのレベルを引き上げてくれるのは良いことだと思います」

(取材・文 河合 拓)

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