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浦和が甲府FWダヴィ獲得に動く?

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 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招へいし、優勝争いを演じている浦和レッズが、J2得点ランキングでトップを独走している甲府のFWダヴィ獲得に向けて、水面下で交渉を始めたと、日刊スポーツが報じている。

 同紙によると、ストライカー不在による得点力不足に苦しむクラブは、決定力の高いCFを加えることで、優勝を目指すようだ。27日のC大阪戦では、試合の主導権を握りながらも、0-0のスコアレスドローに終わっている。この試合直後、浦和の橋本光夫社長は「来季の補強は考えないといけないけど…。まあ、ダヴィでも取りますか?」と冗談っぽく語り、ダヴィとは無縁を強調していたが、その裏では、すでに同選手の代理人と接触していたという。

 ダヴィの保有権はカタールリーグのウム・サラルが有しており、今季は期限付き移籍で甲府に加入している。買い取りオプションが付いている契約ではあるが、資金力不足の甲府は、完全移籍での獲得を断念している。ダヴィを獲得する場合は、移籍金300万ドル(約2億4000万円)、年俸150万ドル(約1億2000万円)の総額450万ドル(約3億6000万円=金額は推定)が必要とされているが、Jリーグでの実績は申し分ない。

 かつてエメルソン、ワシントンといった優れたストライカーを有してい頃に、J1優勝、ACL制覇など、多くのタイトルを勝ち取ってきた浦和。J2で2節を残して32ゴールを叩き出しているストライカーを、獲得できるだろうか。

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