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伝統の8番を継承する柿谷が決勝弾!!C大阪がJ1では99年以来の白星発進決める

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[3.2 J1第1節 C大阪1-0新潟 長居]

 2013年のJ1リーグ戦が2日、第1節を迎えた。ホームで開幕を迎えたセレッソ大阪アルビレックス新潟を1-0で下して、白星発進を決めた。

 若い力が今年もC大阪を支えそうだ。有望な若手を排出することで有名なC大阪下部組織をして最高傑作との呼び声高いルーキー南野拓実が開幕スタメンに名を連ねた。2トップは新加入FWエジノと今季からMF森島寛晃(現アンバサダー)や香川真司(マンチェスター・U)が背負った背番号8を背負う柿谷曜一朗が入った。
 対する新潟は新戦力4人が先発。横浜FMから加入のDF金根煥、新外国人のMFレオ・シルバ、福岡から加入のMF成岡翔、そして浦和から加入のFW田中達也が開幕スタメンの座を射止めた。

 前半から息詰まる攻防が続いた。前半22分、C大阪は左サイドを南野が突破。P内に侵入した柿谷にパスを出すと、柿谷のクロスに山口が飛び込むが枠外に外れる。対する新潟も42分、FWブルーノ・ロペスがGKをかわしゴールに迫るが、シュートチャンスを逃し、ゴールを割ることは出来なかった。

 後半に入ると新潟ペースで試合が進む。中盤でボールをカットしたMF三門雄大が右サイドからクロスを上げると、中でMF成岡翔が頭で合わせる。これはクロスバーを叩く。こぼれ球を田中達也が押し込むが、これも惜しくもポストに嫌われた。

 すると0-0で終えるかと思われた後半43分。C大阪は左サイドからMF扇原貴宏が浮き球パスをGKとDFの間に入れると、斜めに入り込んだ柿谷がジャンプしながら右足で合わせると、ボールは飛び出たGK黒河貴矢の頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。エース柿谷の土壇場ゴールでC大阪が、J1では99年以来の開幕戦白星(J2では02、08、09年に勝利)を手にした。

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