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大宮が菊地ヘッド弾で磐田沈め今季初星…前田はまたも不発

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[3.9 J1第2節 磐田0-1大宮 ヤマハ]

 大宮アルディージャが敵地でジュビロ磐田を1-0で下し、今季初勝利を手にした。昨年から続くリーグ戦敗けなしも13試合に伸ばしている。

 前半からお互い積極的にゴールを目指した。大宮は前半11分、右サイドに開いたMFズラタンがファーサイドのFWノヴァコヴィッチにピンポイントクロス。だがこれは惜しくもクロスバーを叩き、先制ゴールとはならなかった。

 対する磐田も、FW金園英学が積極的にシュートを放つ。前半6分の振り向きざまのシュートを皮切りに、同15分にも山田大記のパスからゴール前に侵入する。極めつけは同36分、ゴール正面でDFを背負いながら反転シュートを放つ。だがこれは右ポストに嫌われ、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 だが、押され気味で試合を進めていた大宮が後半、試合を動かすこととなる。14分、右サイドからのCKを中央でDF菊地光将が打点の高いヘッドで合わす。するとシュートブロックに入った金園の体に当たり、コースの変わったボールが、ゴールラインを越えていった。

 さらに勢いに乗る大宮は後半31分、FW渡邉大剛がPAに侵入。飛び出したGK川口能活をかわしてシュートを放つが、コースに入ったDF伊野波雅彦に頭でかき出され、ダメ押し点を奪うことは出来なかった。

 反撃したい磐田は後半33分にFW前田遼一に代えてFW山崎亮平を投入。シーズン初ゴールが注目され、開幕前から“たて×ほこ対決”と注目された対決だったが、ここで前田はピッチを後にした。

 終盤猛攻を見せた磐田だが、大宮の固い守りを崩すことは出来ず。開幕戦同様、内容の試合を見せた磐田だったが、ゴールが遠く、ホーム開幕戦を落とした。

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