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新潟から復帰のFW平井が2発、G大阪は長崎に快勝しJ2初勝利

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[3.10 J2第2節 長崎1-3G大阪 長崎県]

 J2第2節が10日、各地で行われ、ガンバ大阪は敵地でV・ファーレン長崎に3-1で快勝し、J2初勝利を挙げた。京都との開幕戦(3-3)に続いて2試合連続の3ゴール。今季初先発となったFW平井将生が2得点の活躍を見せた。

 FWレアンドロが体調不良で欠場したG大阪は京都戦から2人を入れ替え、平井、MF二川孝広を先発起用。この長谷川健太監督の采配がズバリ当たった。前半13分、左後方からの二川のクロスは一度はGK岩丸史也がキャッチしたかに思われたが、ゴール前に飛び込んだ平井と交錯。岩丸が両手で持っていたボールは平井の肩付近に当たってこぼれ、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

 前半24分にも二川からの絶妙なスルーパスに抜け出した平井が落ち着いて左足で追加点。同35分にはMF遠藤保仁のショートコーナーから二川が右足ミドルを叩き込み、3-0と突き放した。

 J2初参戦の長崎にとって、この日がホーム開幕戦。1万8000人を超える入場者数となったサポーターの前で必死の反撃を見せた。後半35分には右サイドからのMF井上裕大のロングボールに途中出場のFW水永翔馬が反応。GKとの1対1から冷静に右足で流し込んだ。後半37分からはMF佐藤由紀彦を投入。終盤もG大阪を押し込み、チャンスをつくったが、2点目を奪うことはできなかった。

 今季、新潟への期限付き移籍から復帰した平井は今季初先発で2得点。「スタメン自体、久しぶりだったけど、FWなのでゴールを一番に考えてプレーした。1点目はラッキーなゴールだったけど、立て続けに3点取れて、チームとしてやりやすかった」とコメント。今季初勝利にも「後半は押し込まれる時間もあった。もっと圧倒したい」と貪欲に話していた。

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