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鈴木隆行の今季初ゴールで水戸が富山を下し今季初勝利

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[3.10 J2第2節 水戸1-0富山 Ksスタ]

 復興親善試合となった一戦は、水戸ホーリーホックがFW鈴木隆行の決勝点でカターレ富山に1-0で競り勝った。ホーム開幕戦で今季初勝利を挙げた水戸。これでホームでの富山戦は5戦負けなし(4勝1分)となった。

 2-1で北九州を下した開幕戦と同じ先発メンバーで臨んだ富山は開幕連勝をめざし、立ち上がりから果敢に攻め込んだ。前半18分からは立て続けにCKを4本獲得するが、決め切れず。富山の攻勢に耐えた水戸が1本のロングパスで先制点を奪った。前半24分、今季初先発となったDF尾本敬が自陣左サイドから前線にロングボール。鈴木は胸トラップからDFをかわすと、GKとの1対1を左足で制し、ゴールネットを揺らした。

 1-0で前半を折り返した水戸は後半10分、FW山村佑樹の落としからMF橋本晃司が右足でゴールを狙うが、右に外れる。その後は富山の反撃に遭ったが、粘り強く耐え抜き、1-0の完封勝利をおさめた。

 今季初ゴールが決勝点となった鈴木は「どんどん裏を狙っていった。尾本からのパスが良かった」とゴールシーンを振り返ると、復興親善試合を白星で飾ったことについて「僕らのやれることは小さい。少しでもみなさんに楽しんでいただけたらと思って戦った」と語った。

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