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神戸が岐阜に圧勝、2得点の田代「北本さんが戻ってくるまで絶対1位でいたい」

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[3.10 J2第2節 神戸4-0岐阜 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸が快勝で開幕2連勝を飾った。FC岐阜を迎えたホーム開幕戦。前半15分にFW田代有三のゴールで先制した神戸は、同22分にもDFイ・グァンソンのゴールで突き放す。後半に入っても田代とポポが追加点を挙げ、4-0で勝利した。対するFC岐阜は2戦連続の完封負けとなった。

 7季ぶりのJ2を戦っている神戸。徳島との開幕戦を白星で飾り、好スタートを切った。今節は先発メンバーを5人変更。新外国人のFWマジーニョを初めて起用するなど、選手層の厚いところを見せている。
 対する岐阜は先発メンバー1人を入れ替え、DF野垣内俊を今季初先発させた。

 まずは前半15分、PA内右でポポが強引にボールを奪うと振り向きざま左足アウトでファーサイドにクロスを上げる。ファーサイドの田代は下がりながらの対応となったが、右足ボレーで合わせて、幸先よく先制に成功した。

 さらに前半22分、今度は左サイドで獲得したFKをマジーニョがゴール前に蹴り入れると、193㎝のイ・グァンソンが競り合った186cmのDFデズモンドの頭一つ上をいく打点の高いヘッドで豪快に合わせて、リードを広げた。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない神戸は18分、ポポが右サイドの田代にパスを出すと、田代は豪快に右足を振り抜き、3点目。さらに同28分にはポポが今季第1号を突き刺し、ダメを押した。

 神戸はDFリーダーのDF北本久仁衛が肋骨に腫瘍が見つかったため、長期の離脱を強いられることになった。ゴール後、4本の指を立て、北本の背番号である4をアピールした田代。試合後にインタビューで、「北本さんがピッチを一時的に離れなければならなくなった。戻ってくるまでは絶対1位でいたい」と力強く語っていた。

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